(AM) NYダウが過去最大の上げ。一段と上昇するかに注目

2020/03/25 08:25

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米議会が景気刺激策を可決するとの期待が高まる
・景気刺激策可決への期待が一段と高まれば、主要国株価や原油価格は堅調に推移しそう

(欧米市場レビュー)

24日欧米時間の外為市場では、米ドルが軟調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.08849米ドル、豪ドル/米ドルは0.59709米ドル、NZドル/米ドルは0.58353米ドル、ユーロ/円は120.491円、豪ドル/円は66.269円、NZドル/円は64.841円へと上昇しました。NYダウが大幅高となったことでリスク回避の動きが後退し、米ドルや円を圧迫しました。

(本日の相場見通し)

NYダウは24日、前日比2112.98ドル(11.37%)高の20704.91ドルで取引を終了。過去最大の上げ幅を記録しました。“2兆米ドル規模の景気刺激策を米議会が近く可決するとの期待”がダウを押し上げました。

本日(25日)は引き続き、主要国の株価動向が材料になりそうです。米国の景気刺激策の可決への期待が一段と高まれば、NYダウなど主要国の株価はさらに上昇する可能性があります。その場合、リスク回避の動きが後退し、米ドルや円に対して下押し圧力が加わり、豪ドル/米ドルNZドル/米ドルクロス円は上値を試しそうです。一方、米ドル/円は明確な方向感が生まれにくいかもしれません。米ドル/円の目先のメドとして、上値が112.183円(2/20高値)、下値は110.091円(3/24安値)が挙げられます。

原油価格の代表的な指標である米WTI先物は24日、前日比0.65ドル(2.8%)高の1バレル=24.01ドルで取引を終了。2営業日連続で上昇しました。米国の景気刺激策への期待が原油価格の支援材料となりました。原油安を背景にこれまで、豪ドルやカナダドル、メキシコペソなど資源国通貨に対して下押し圧力が加わってきました。米議会が景気刺激策を可決するとの期待が一段と高まれば、株価と同様に原油価格も堅調に推移する可能性があります。その場合、資源国通貨にとってプラス材料になりそうです。

*メキシコペソ/円のテクニカル分析は、本日25日の『テクニカル・ポイント』をご覧ください。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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