(PM) 豪中銀は0.25%の利下げ。量的緩和の開始も決定

2020/03/19 14:09

デイリーフラッシュ

RBA(豪中銀)は19日に緊急会合を開き、0.25%の利下げを決定。政策金利を0.50%から過去最低の0.25%へと引き下げました。利下げは3日(0.25%)に続いて今月2回目です。

声明では、「完全雇用に向けて前進し、またインフレが持続的に2~3%の目標範囲内に収まると確信するまで利上げはしない」と表明。また、「3年物豪国債の利回りの目標を0.25%前後に設定し、流通市場で国債を買い入れることによって目標を達成する」とし、QE(量的緩和)の開始を発表しました。

RBAの利下げとQE開始の発表(日本時間12:30)を受けて、豪ドルは対米ドルや対円でやや上昇しました。市場では、目先の材料が出尽くしたことから豪ドルが買い戻されたとの見方もあります。

RBAはかねてより、“政策金利の下限は0.25%”であることを示唆してきました。今回の利下げによって政策金利は0.25%になったため、金融緩和が今後さらに必要になった場合には利下げではなくQEの拡大で対応すると考えられます。


(出所:リフィニティブより作成)

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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