(PM) 【速報】スーパーチューズデーでバイデン氏がサンダース氏をリードか

2020/03/04 15:07

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・3日、14州で大統領予備選があり、民主党の代議員の約3分の1が決定
・途中経過では、バイデン氏が2位サンダース氏をリード
・中道派バイデン氏が勢いに乗れば、株式市場の懸念の1つは後退へ

バイデン氏がサンダース氏をリードか
 3日のスーパーチューズデーで、カリフォルニアやテキサスなど14州で大統領予備選が行われました。民主党の指名争いでは、代議員数でバイデン前副大統領がサンダース上院議員をリードしているようです。



 ただし、本稿執筆時点(日本時間4日午後3時)では、14州1344人の誓約代議員のうち半分以下の6154人しか決まっていません(最も代議員の多いカリフォルニアでは415人中の34人のみで、サンダース氏がバイデン氏を33対1でリード)。これからの開票状況次第では、サンダース氏が差を縮める、あるいはバイデン氏を逆転する可能性もなくはありません。

カギを握るブルームバーグ氏
 スーパーチューズデーの直前の1日、最初のアイオワで勝利したブティジェッジ前サウスベンド市長が撤退、翌2日にはクロブシャー上院議員が撤退。両者とも中道派でバイデン支持を表明しました。民主党の中道派が団結することで、バイデン氏が指名を獲得する可能性は高まったかもしれません。

 ワイルドカード(不確定要素)はブルームバーグ前NY市長の動向でしょう。ブルームバーグ氏はスーパーチューズデーから本格参戦しており、同じ中道派としてバイデン氏からどれだけ代議員を奪うかが注目されます(本稿執筆時点でのブルームバーグ氏の獲得代議員は28人)。

株式市場の懸念の1つは後退へ!?
 仮に、バイデン氏が今の勢いのまま、民主党の指名獲得に近づけば、社会主義を標ぼうするサンダース大統領の誕生という米株式市場の大きな懸念材料の1つは後退します。もっとも、それ以上の懸念であるコロナウイルスの影響が今後どうなるか、引き続き予断を許しません。

執筆者プロフィール
西田 明弘(にしだ あきひろ)
チーフエコノミスト
日興リサーチセンター、米ブルッキングス研究所、三菱UFJモルガンスタンレー証券などを経て、2012年マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)入社。
米国を中心とした各国のマクロ経済・金融政策・政治動向の分析に携わる。
「アナリスト、ストラテジスト、エコノミスト、研究員と呼び名は変われども、30年以上一貫してリサーチ業務を行ってきました。長い経験を通じて学んだことは、金融市場では何が起きても不思議ではないということ。その経験を少しでも皆さんと共有したいと思います。」


topへ