(PM) 3日、豪中銀会合。利下げ決定か

2020/03/02 13:02

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・中国の景況感悪化などを受け、RBA(豪中銀)が利下げすると市場は予想
・RBAが利下げを行い、また声明で追加利下げを示唆すれば、豪ドルは軟調に推移しそう

3日、RBA(豪中銀)が政策金利を発表します(日本時間12:30)。

市場では、先週半ばまで“政策金利は現行の0.75%に据え置き”との見方が大勢でした。それが新型コロナウイルスの感染拡大や中国の景況感悪化を受け、市場の見方は“0.25%の利下げが行われる”へと変化しています。2月29日に発表された中国の2月の製造業と非製造業のPMI(購買担当者景気指数)はそれぞれ35.7、29.6と、1月の50.0、54.1から大幅に低下し、過去最低を記録しました。中国は豪州にとって最大の輸出先であるため、中国の景気悪化は豪州経済の下押し圧力となります。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、0.25%の利下げの確率がほぼ100%織り込まれています。そのため、政策金利が据え置かれた場合にはサプライズとなり、豪ドルが上昇しそうです。

0.25%の利下げが決定された場合、声明で“中国や豪州経済についてどのような見解が示されるのか”に注目です。両国経済について悲観的な見方が示されれば、“RBAはさらに利下げする可能性がある”との見方から、豪ドルは軟調に推移しそうです。


(出所:リフィニティブより作成)

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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