(AM) 新型コロナウイルスへの懸念強まる、米ドル/円やクロス円が急落

2020/02/25 08:37

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・新型コロナウイルスをめぐる報道や主要国の株価動向に注目
・リスク回避の動きが強まる場合、米ドル/円やクロス円は一段と下落しそう

(欧米市場レビュー)

24日欧米時間の外為市場では、の全面高の展開。一時、米ドル/円は110.335円、ユーロ/円は119.905円、豪ドル/円は72.982円、メキシコペソ/円は5.751円へと値を下げました。新型コロナウイルスの感染者拡大NYダウの大幅安を受けてリスク回避の動きが強まり、円高材料となりました。NYダウの終値は前週末(21日)比1031.61(3.56%)ドル安の27960.80ドルでした。

(本日の相場見通し)

韓国やイタリアなどで新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、バーレーンやクウェート、イラクなど中東諸国でも感染者が確認されました。

市場では、新型コロナウイルスの感染拡大それが世界景気に与える悪影響に対する懸念が再燃しています。それらへの懸念から市場は引き続きリスク回避の動きになりやすいとみられ、米ドル/円クロス円は上値が重い展開が想定されます。

昨日(24日)は米国株(NYダウ)のほか、欧州株も大幅に下落。英FTSEは3.34%安、独DAXは4.01%安、仏CAC40は3.94%安、イタリアFTSE・MIBは5.43%安でした。主要国株価が一段と下落した場合、米ドル/円クロス円に対する下押し圧力はさらに強まる可能性があります。米ドル/円110.000円(心理的節目)が目先の下値メドになりそうです。

本日、メキシコの10-12月期GDP(国内総生産)確定値米国の2月消費者信頼感指数が発表されます。それらが市場予想と大きく異なる結果になれば、材料になる可能性があります。市場予想はGDP確定値が前期比マイナス0.1%、前年比マイナス0.4%、消費者信頼感指数が132.0です。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。

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