(PM) メキシコペソ:23日のメキシコCPIやUSMCAに注目

2020/01/22 14:00

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・CPI(消費者物価指数)の一段の鈍化は、BOM(メキシコ中銀)が利下げする可能性が高まることを示唆
・メキシコペソはUSMCAをめぐるカナダ議会の動向にも注目

23日、メキシコの1月前半のCPI(消費者物価指数)が発表されます(日本時間21:00)。BOM(メキシコ中銀)は2019年に4回の利下げを実施しており、メキシコの景気低迷を背景に、今後も利下げは継続されるとの観測が市場にはあります。BOMの現在の政策金利は7.25%であり、次回会合は2月13日です。

前回2019年12月前半のCPIは前年比+2.63%と、月前半としては2016年6月以来の低い伸びを記録。CPI上昇率のさらなる鈍化は、BOMが利下げする可能性が高まることを示唆します。

一方で、市場では1月前半の上昇率は+3.1%程度に持ち直すとの見方があります(12月の月間では前年比+2.83%)。その予想以上に上昇率が加速した場合、BOMの利下げ観測が後退してメキシコペソが堅調に推移する可能性があります。

メキシコペソについては、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)をめぐるカナダ議会の動向にも注目です。トルドー・カナダ首相は21日、USMCAの関連法案を29日に提示する方針を表明。カナダは自由党の少数与党政権のため、法案の可決には他党の協力が不可欠です。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。

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