(AM) 中東情勢に引き続き注意

2020/01/07 08:51

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・中東情勢。米国とイランに新たな動きが出てくれば、市場が反応しそう
・米ISM非製造業景況指数やNYダウが材料になる可能性もあり

(欧米市場レビュー)

6日欧米時間の外為市場では、が反落。一時、米ドル/円は108.464円、ユーロ/円は121.357円、豪ドル/円は75.213円、NZドル/円は72.293円へと上昇しました。NYダウが下げ幅を縮小するにつれて、円売りが優勢となりました。NYダウの終値は前営業日比68.50ドル高の28703.38ドル。一時は216ドル下落する場面もありました。

(本日の相場見通し)

米国は3日、ソレイマニ・イラン革命防衛隊司令官を殺害しました。それを受けて、ハメネイ師(イランの最高指導者)は報復すると明言。一方、トランプ米大統領は「報復した場合には、ただちに反撃する」と警告しています。

米国とイランに新たな動きが出てくれば、市場が反応する可能性があります。“ペンス副大統領が近々、米国のイラン政策について演説する”との報道があります。

中東情勢をめぐる懸念が市場で一段と高まる場合、リスク回避の動きが強まり、米ドル/円クロス円が弱含みそうです。米ドル/円は目先のメドとして、下値が107.750円(1/6安値)、上値は200日移動平均線(6日時点で108.645円)が挙げられます。

本日(7日)はまた、米国の12月ISM非製造業景況指数(日本時間24:00発表)やNYダウも材料になる可能性があります。ISM非製造業景況指数が市場予想の54.5と異なる結果になる、あるいはNYダウが大きく変動した場合には、市場が反応するかもしれません。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。

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