(PM) NZドル:28日の企業信頼感指数に反応!?

2019/11/26 14:55

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBNZ(NZ中銀)の8月の利下げは、国内の企業景況感の落ち込みが一因
・そのため、企業信頼感指数の動向はRBNZの政策判断に影響を与え得る
・企業信頼感指数が改善すれば、利下げ観測が後退しそう

NZの11月企業信頼感指数が28日に発表されます(日本時間09:00)。

企業信頼感指数は2017年10月以降マイナスが続いており、2019年9月(前々回)にマイナス53.5と、2008年4月以来の低水準を記録。前回10月はマイナス42.4へと改善しました。

企業は景気が先行き悪化すると予想した場合、雇用や投資を抑える傾向があります。そのため、企業信頼感指数の動向はRBNZ(NZ中銀)の政策判断に影響を与えるとみられ、その悪化は利下げを促す要因となり得ます。8月の大幅な利下げ(0.50%)は、国内の企業景況感の落ち込みが一因でした。

市場では、RBNZの利下げ観測があります。OIS(翌日物金利スワップ)によると、市場が織り込む2020年2月の次回会合での利下げの確率は2割強。利下げの確率は3月までで4割弱、5月までで約5割、6月までで約6割へと上昇します。

一方で、本日(26日)発表されたNZの7-9月期小売売上高は前期比+1.6%と、市場予想(+0.5%)を上回り、4-6月期の+0.2%から加速。個人消費の持ち直しが示唆されました。小売売上高に続いて、11月の企業信頼感指数も10月から改善すれば、RBNZが利下げする可能性は一段と低下し、NZドルが堅調に推移しそうです。


(出所:リフィニティブより作成)

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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