(PM) 10/1、豪中銀は追加利下げか

2019/09/30 12:44

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBA(豪中銀)は0.25%利下げするとみられる。利下げを見送ればサプライズに
・声明や総裁講演で追加利下げが示唆されるか否かが焦点!?

明日(10/1)、RBAが政策金利を発表します(日本時間13:30)。その結果が豪ドルの動向に影響を与える可能性があります。

RBAは6月と7月に利下げ(いずれも0.25%)を実施。その後、8月と9月は利下げを見送ったものの、今回は0.25%の追加利下げに踏み切るとの見方が市場では有力です。米中貿易摩擦など世界景気の先行き不透明感が強いなか、豪州の失業率が悪化したためです。8月の失業率は5.3%と、7月の5.2%から上昇(悪化)し、1年ぶりの高水準でした。RBAは賃金の伸びやインフレ率が加速するためには、失業率が4.5%に低下する必要があると推計しています。

OIS(翌日物金利スワップ)によると、市場は今回の会合で0.25%の利下げが行われる確率を7割強織り込んでいます(据え置きの確率は3割弱)。そのため、利下げが見送られればサプライズとなり、豪ドルが上昇するとみられます。

一方、市場予想通りの結果になった場合、焦点は声明や会合とは別に行われるロウ総裁の講演追加利下げの可能性が示されるのか?になりそうです。それらで追加利下げが示唆されれば、豪ドルが軟調に推移するとみられる一方、利下げは今回でいったん打ち止めとの印象を与える内容になれば、今回利下げをしたとしても豪ドルは堅調に推移する可能性があります。声明は日本時間1日13:30に公表され、ロウ総裁の講演は同18:20の予定です。


(出所:リフィニティブより作成)

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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