(PM) カナダドル:本日4日のBOC政策金利に注目!!

2019/09/04 14:19

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・BOC(カナダ中銀)は政策金利を据え置くとみられる
・BOCは声明で、政策スタンスの緩和方向へのシフトを示唆か
・その場合、10月利下げ観測が高まり、カナダドルが下落しそう

本日(4日)、BOCが政策金利を発表します(日本時間23:00)。

政策金利は現行の1.75%に据え置かれるとみられ、今回は声明で“BOCの政策スタンスの緩和方向へのシフトが示唆されるか”が焦点になりそうです。

FRB(米連邦準備理事会)やECB(欧州中銀)など主要国中銀の多くが金融政策の緩和スタンスを鮮明にしています。一方、BOCはそれらとは異なり“中立的なスタンス”を示してきました。

ただ、7月10日の前回会合以降に米中貿易摩擦が激化したこともあり、米中貿易摩擦や世界の景気減速の影響がカナダ経済にも今後及ぶとみられます。

BOCはこれまで、「現在の政策金利によって実現されている緩和の度合いは適切」としてきました。今回の声明ではこの文言を変更して“政策スタンスの緩和方向へのシフトを示唆”する可能性があります。

その通りになれば、市場では10月の利下げ観測が一段と高まりそうです。カナダドルに対して下落圧力が加わるとみられ、カナダドル/円78.398円(8/26安値)に向けて下がるかもしれません。

なお、市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、10月の利下げの確率が6割強織り込まれています。



(出所:リフィニティブより作成)

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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