(PM)NZドル:26日のRBNZ政策金利に注目!!

2019/06/24 14:05

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBNZは政策金利を据え置きか
・RBNZの声明では、利下げ方向であることが改めて示されそう。ハト派色が一段と強まる可能性もあり

RBNZ(NZ準備銀行、中銀)が26日に政策金利を発表します(日本時間11:00)。

政策金利は現行の1.50%に据え置かれる可能性が高そうです。NZの1-3月期GDPは前期比+0.6%と、RBNZの5月時点の見通しである+0.4%を上回りました。また、RBNZは5月に利下げを行ったため、その効果を見極めるとみられます。

市場では“据え置き”との見方が有力ですが、利下げ観測も根強くあります。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、利下げの確率が28.6%(据え置きは71.4%)織り込まれています。利下げ観測もあるため、政策金利が据え置かれれば、NZドルは上昇する可能性があります。

ただし、声明は“利下げ方向”であることを改めて表明するとともに、ハト派色を一段と強める可能性があります。“世界経済の下振れリスクの増大”に懸念を示し、“他の中銀が緩和姿勢を強めている”ことに言及するかもしれません。後者については、FRB(米連邦準備理事会)などが利下げへと動けば、NZドルに対する上昇圧力へとつながることが考えられます。声明の内容が8月の利下げを示唆するものになれば、NZドルの上昇は長続きしない可能性があります。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。