(AM)18日、英保守党党首選の第2回投票実施

2019/06/18 08:07

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・英保守党党首選の第1回投票ではジョンソン前外相が大差で首位
・ジョンソン前外相は合意なきEU離脱も辞さない姿勢
・第2回投票でリードがさらに広がれば、英ポンドが軟調に推移する可能性も
・米ドル/円は引き続き108円台で推移しそう

(欧米市場レビュー)

17日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが軟調に推移、ポンド/円は一時、135.984円へと下落し、5カ月半ぶりの安値を記録しました。合意なきEU離脱も辞さない姿勢を示すジョンソン前外相がメイ首相の後任になるとの懸念が、ポンドに対する下落圧力となりました。

(本日の相場見通し)

英保守党(与党)の党首選の第2回投票が本日(18日)に実施されます。13日に行われた第1回投票では、ジョンソン前外相が313票のうち114票を獲得し首位。2位のハント外相(43票)に大差をつけました。ジョンソン前外相は、“EUとの合意の有無にかかわらず、10月31日にEUから離脱する”との姿勢です。

第2回投票の候補は6人(ハンコック保健・社会福祉相は党首選から撤退)。ジョンソン外相のリードがさらに広がった場合、合意なきブレグジット(EUからの離脱)が意識されて、英ポンドが軟調に推移するかもしれません。ポンド/円は135円ちょうど(心理的節目)に接近する可能性があります。第2回投票の結果は、ロンドン時間18:00(日本時間19日02:00)頃判明する見通しです。

米ドル/円は依然として108円台を中心に上下動を繰り返しています。本日は米国の5月住宅着工件数や5月建設許可件数が発表されますが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を明日(19日)に控え、市場では様子見ムードが漂いそうです。引き続き、108円台で推移するとみられます。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。