(PM)豪ドルの売り越しは依然として高水準

2019/06/11 13:46

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・ポジションが売り越しに偏っている分、豪ドルのプラス材料が提供されれば上げ幅が増幅される可能性も
・13日の豪雇用統計が豪ドルの売りポジション解消のきっかけになるか!?

CFTC(米先物取引委員会)は6月7日、4日(火)時点のIMM通貨先物の非商業(投機)部門のポジション動向を発表。豪ドルのポジションは63,291枚の売り越しでした。

豪ドルの売り越しは、2018年10月に一時73,284枚へと拡大しました。その後いったん減少したものの、今年に入ってから再び増加傾向。足もとの売り越しは、2012年以降でみれば高水準にあります。

投機筋の豪ドルのポジション(2012/1〜)

*ネット(買いポジション-売りポジション)
(出所:リフィニティブより作成)

ポジションがどちらかに偏るほど、何らかのきっかけでポジションを解消する動きが出た場合、その反動も大きくなる可能性があります。現在は売り越しに偏っているぶん、豪ドルのプラス材料が今後新たに提供された場合、豪ドルは上げ幅が増幅される可能性もあります。

豪州の5月雇用統計が今週木曜日(13日)に発表されます。それがRBAの追加利下げ観測を後退させるほど堅調な結果になれば、豪ドルの売りポジションの解消が進み、豪ドルが上昇する可能性があります。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。