(AM)BOC政策金利、米株価や米長期金利の動向が材料に!?

2019/05/29 08:29

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・BOC(カナダ中銀)は政策金利を据え置くとみられる
・BOCの声明に注目。次の一手は利下げとの観測が高まれば、カナダドルが下落しそう
・内外株価が一段と下落すれば、円高が進行する可能性も
・米長期金利がさらに低下した場合、米ドルは上値が重い展開が想定される

(欧米市場レビュー)

28日欧米時間の外国為替市場では、ユーロが軟調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.11562米ドル、ユーロ/円は121.972円へと下落しました。“欧州委員会が財政規律違反でイタリアに制裁金を科すとの懸念”がユーロの重石となりました。

南アフリカランドも下落。対円では一時7.391円へと値を下げ、1月3日以来の安値を記録しました。汚職疑惑を抱えるマブーザ副大統領が留任するとの報道がランドへの下押し圧力となりました。ラマポーザ大統領は27日までに新内閣を発表する予定でしたが、発表は今週後半に延期されました。

(本日の相場見通し)

本日、BOC(カナダ銀行、中銀)が政策金利を発表します(日本時間23:00)。政策金利は現行の1.75%に据え置かれるとみられ、今回は声明の内容、特に金融政策に関する文言に注目です。

市場では、BOCの次の一手は “利上げと利下げ”で見方が分かれています。声明が利下げ観測を強める内容になればカナダドルに対して下落圧力が加わるとみられます。

BOCの政策金利発表について詳しくは、昨日(28日)のデイリーフラッシュ(PM)をご覧ください。

内外株価の動向にも目を向ける必要がありそうです。NYダウは昨日、前営業日(24日)比237.92ドル(0.93%)安の25347.77ドルで取引を終了。トランプ米大統領が27日、「米国は中国と取引する用意はない」と語ったことで、米中貿易摩擦が長期化するとの懸念が高まり、米国株への重石となりました。日本株や米国株が本日下落するようであれば、リスク回避の動きが強まり、円高が進行する可能性があります。米ドル/円は心理的節目である109円ちょうどへと下落するかもしれません。

米国の長期金利(10年債利回り)の動向も材料になる可能性があります。米長期金利は昨日、1年8カ月ぶりの低水準を記録しました。米中貿易戦争が長期化するとの観測や米景気の先行き懸念、それらが長期金利低下(債券価格は上昇)の背景にあります。米長期金利が一段と低下した場合、米ドルは上値が重い展開になりそうです。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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