南アフリカランド:SARB会合、新内閣の閣僚人事に注目

2019/05/22 15:06

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・23日、SARB(南アフリカ中銀)が政策金利を発表。6.75%に据え置かれそう
・SARB総裁の会見は、政策金利の年内据え置きとの観測を補強か
・27日、南アフリカ新内閣発表。財務相や公共企業相が留任すれば、南アフリカランドの上昇要因か


[レビュー]

22日東京時間の外国為替市場は、比較的落ち着いた展開。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(21日)のNY終値近辺での“もみ合い”となりました。

ブラード米セントルイス連銀総裁が「インフレ率が引き続き失望的ならば、“利下げが、より魅力的な選択肢”になる可能性がある」と語ったものの、市場に大きな反応はみられませんでした。

[これからの展開]

SARB(南アフリカ準備銀行、中銀)が23日、政策金利を発表します(日本時間22:00過ぎ)。

政策金利は現行の6.75%に据え置かれるとみられ、市場の関心は会合後に行われるクガニャゴSARB総裁の会見へと移りつつあります。

クガニャゴ総裁の会見では、インフレ見通しの上方リスクが指摘されそうです。南アフリカの3月のCPI(消費者物価指数)上昇率は前年比+4.5%と、SARBのインフレ目標(+3~6%)の中央値と一致しました。ただ、足もとの原油高や南アフリカランド安の影響によって燃料価格が今後上昇するとみられ、それがCPI上昇率を押し上げると考えられるためです。前回3月は「インフレ見通しに対するリスクは、おおむね均衡している」でした。

クガニャゴ総裁は一方で、「経済成長に対するリスクは下向き」との見方を今回も維持するとみられます。

“弱い景気見通し”と“インフレ圧力増大の可能性”との板挟みにより、SARBは政策金利を年内据え置くとの見方が有力。クガニャゴ総裁の会見は、その見方を補強する内容になりそうです。その場合、南アフリカランドの反応は比較的落ち着いたものになる可能性があります。

南アフリカランドについては、5月27日のラマポーザ大統領による新内閣の発表にも注目です。新内閣では、財務相や公共企業相に誰が起用されるのか?が焦点になるとみられ、ムボウェニ財務相やゴーダン公共企業相が留任した場合、ランドの上昇要因になる可能性があります。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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