英首相が方針を転換。2度目の国民投票実施の可能性浮上

2019/05/22 08:49

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・メイ英首相は離脱協定案が可決されれば、国民投票の再実施を議会に問う方針を表明
・メイ首相に対し、保守党内の離脱強硬派やDUPは反発。労働党党首は反対する意向を表明
・FOMC議事録では、米経済やインフレについての見解に注目。市場の利下げ観測を高める内容になれば、米ドル安が進行も!?


(欧米市場レビュー)

21日欧米時間の外国為替市場では、が軟調に推移。一時、米ドル/円は110.63円、ユーロ/円は123.69円、NZドル/円は72.04円へと上昇しました。米商務省が一部の米企業に対し、「ファーウェイ(中国の通信機器大手)への製品の輸出禁止措置に90日間の猶予期間を設ける」と発表。それを受けてリスク回避の動きが後退し、円安材料となりました。

英ポンドは、上下に振れる展開。メイ英首相がブレグジット(英国のEU離脱)に関して2度目の国民投票実施の可能性に言及したことで英ポンドが買われ、対円では一時141.69円へと上昇しました。ただその後、英ポンドは反落。対円は一時140.33円へと値を下げました。

(本日の相場見通し)

昨日(21日)の英ポンドは、ブレグジット関連のニュースが材料になりました。メイ首相は2度目の国民投票を否定してきたこれまでの方針を転換。“EU離脱案を議会が可決すれば、ブレグジットの是非を問う国民投票を再度実施するかどうかの議会採決を行う”との方針を示しました。EU離脱案は6月上旬に議会に提出する予定です。

ただ、メイ首相の新たな方針に対して保守党(与党)内の離脱強硬派やDUP(民主統一党。保守党政権に閣外協力)は反発。コービン労働党(最大野党)党首は反対する意向を表明しました。ブレグジットの行方は依然として不透明な情勢であり、英ポンドは上昇しにくい地合いと考えられます。

ブレグジットに関するシナリオは、本日のスポットコメントをご覧ください。

本日、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表されます(日本時間では23日03:00)。議事録では、米経済の先行きやインフレについてどのような見解が示されるのかに注目です。市場でFRBの利下げ観測が強まるなか、議事録でそれらについて慎重な見解が示された場合、利下げ観測は一段と高まり、米ドルが下落する可能性があります。米ドル/円の目先のメドとしては、下値が110.00円(心理的節目)、上値は200日移動平均線(5/21時点で111.42円水準に位置)が挙げられます。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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