豪ドル:下落圧力が加わる可能性も

2019/05/21 08:29

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・本日、RBA(豪中銀)議事録が公表され、RBA総裁が講演
・RBA総裁は利下げバイアスを明確に示す可能性あり。その場合、豪ドルが下落しそう
・米中通商協議に関する報道にも注意が必要


(欧米市場レビュー)

20日欧米時間の外国為替市場は、比較的落ち着いた展開。米ドル/円やクロス円、ユーロ/米ドルなどは、おおむね東京時間終盤の水準近辺での“もみ合い”となりました。米中貿易摩擦や通商協議について新たな材料が乏しいなか、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の講演が控えていることもあり、様子見ムードが漂いました。

トルコの銀行規制当局は、個人による10万米ドル以上の外貨購入の決済を翌営業日まで持ち越すと各銀行に通達しました(21日から実施)。投機的なトルコリラ売りを抑制することが狙いとみられます。

(本日の相場見通し)

本日、RBA(豪準備銀行、中銀)議事録(5/7開催分)が公表され、ロウRBA総裁が講演(テーマ:経済見通しと金融政策)を行います。議事録は日本時間10:30、ロウ総裁の講演は同12:10の予定です。

RBAは5月7日の会合時の声明で、「インフレが目標と一致するには労働市場のさらなる改善が必要」と指摘。失業率が改善しなければ、利下げに動くことを示唆しました。

その後、16日に発表された豪州の4月失業率は5.2%と、3月の5.0%から上昇。8カ月ぶりの高水準を記録しました。

ロウ総裁は本日の講演で、利下げバイアスを明確に示す可能性があります。その場合、市場では6月4日の次回会合での利下げ観測が一段と高まり、豪ドルに対して下落圧力が加わりそうです。豪ドル/円75.34円(5/17安値)を割り込むかもしれません。

豪ドル/米ドルのテクニカル分析は、本日の注目のチャートをご覧ください。

パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長が日本時間08:00から講演を行っています。当レポート執筆時点では、米経済やFRBの金融政策についての言及はないようですが、講演では質疑応答も予定されています。米景気動向や金融政策について新たな手掛かりが提供された場合、相場材料になる可能性もあります。

米中通商協議に関する報道にも引き続き注意が必要です。両国の貿易摩擦が一段と激化するとの懸念が強まれば、リスク回避の動きから円高が進む可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ1クリック】
トラリピを1クリックでカンタン発注!

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

入金でポイントGETキャンペーン