豪総選挙は与党勝利。トルコ大統領がS-500を共同生産すると発言

2019/05/20 08:33

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・豪総選挙では、保守連合(与党)が予想外の勝利
・政策の継続性が保たれることや、豪政治の先行き不透明感が払しょくされ、豪ドルは目先底堅く推移しそう
・トルコ大統領がS-400の購入を改めて表明し、ロシアとS-500の共同生産を行う考えを示す
・米国とトルコの関係は一段と悪化する恐れ

(欧米市場レビュー)

17日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は110.14円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1155米ドル、豪ドル/米ドルは0.6865米ドル、NZドル/米ドルは0.6514米ドルへと下落しました。米国の5月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が102.4と、市場予想の97.5を上回り、米ドルの支援材料となりました。

英ポンドは下落。英ポンド/円は一時、139.50円へと値を下げました。コービン労働党(英最大野党)が保守党(与党)とのブレグジットに関する協議を打ち切るとともに、6月上旬に予定されている離脱協定案に労働党は反対すると表明。ブレグジットの先行き不透明感が強まり、英ポンドへの下落圧力となりました。

(本日の相場見通し)

豪州の総選挙が18日(土)に行われ、与党の保守連合(自由党と国民党)が勝利しました。事前の世論調査では、労働党(最大野党)が保守連合を支持率でリードしており、市場の予想外の結果でした。ABCニュースによると、開票率76%時点の議席は、保守連合が75、労働党が65、その他が6です(定数151。過半数76)。

保守連合の勝利を受けて、本日(20日)オセアニア時間に豪ドルが上昇しました。与党が勝利したことで政策の継続性が保たれるとともに、政治の先行き不透明感が払しょくされるとみられます。今回の総選挙の結果は豪ドルにとってプラス材料と考えられます。豪ドルは目先、底堅く推移しそうです。上値メドとして、豪ドル/米ドル0.6963米ドル(5/6安値)、豪ドル/円76.29円(5/14高値)が挙げられます。

豪ドル/円のテクニカル分析は、本日の注目のチャートをご覧ください。

市場では、米中貿易摩擦が一段と激化するとの懸念があります。米中通商協議や米中の通商政策に関する報道、トランプ米大統領の発言に注意が必要です。米中貿易摩擦への懸念を高める報道が出てくれば、リスク回避の動きが強まり、円高が進行する可能性があります。

エルドアン・トルコ大統領は18日、S-400(ロシア製の地対空ミサイルシステム)を購入すると改めて表明したうえで、「S-400の後は、S-500をロシアと共同で生産する」と語りました。7月にロシアからトルコへS-400の納入が始まり、トルコは10月にもS-400を配備する計画です。S-400をめぐり米国とトルコの関係が悪化するなか、エルドアン大統領がS-500の共同生産に言及したことで、両国の関係は一段と悪化する恐れがあります。トルコリラに対して下落圧力がかかる可能性があり、注意が必要です。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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