豪ドルは20日に窓開けの可能性もあり、要注意

2019/05/17 08:27

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米国がファーウェイへの輸出を禁止。中国は報復措置をとる考え
・中国が報復措置を講じれば、リスク回避の動きが強まる可能性も
・米ミシガン大学消費者信頼感指数発表。市場予想の97.5を上回れば米ドル高材料になりそう
・18日(土)、豪総選挙。約6年ぶりに政権交代か


(欧米市場レビュー)

16日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は109.92円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1166米ドル、豪ドル/米ドルは0.6886米ドル、NZドル/米ドルは0.6531米ドルへと下落しました。米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が+16.6、新規失業保険申請件数が21.2万件と、いずれも市場予想の+9.0、22.0万件よりも良好な結果となり、米ドルの上昇材料となりました。

(本日の相場見通し)

トランプ米大統領は15日、国家安全保障上の脅威がある外国企業の通信機器を米企業が調達するのを禁止する大統領令に署名。ファーウェイ(中国の通信機器大手)を念頭に置いたものとみられ、米国製ハイテク部品などの同社への輸出を事実上禁止しました。

それに対して中国は反発。「必要な措置を講じていく」とし、報復措置をとる考えを表明しました。

中国が報復措置を講じれば、両国の貿易摩擦が一段と激化するとの懸念が強まる可能性があります。その場合、リスク回避の動きが加速して円高が進行し、米ドル/円やクロス円は下落しそうです。

米中の貿易摩擦や通商政策について新たな報道が出てこなければ、市場の関心は米国の経済指標やNYダウの動向へと向かうとみられます。本日はミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されます(日本時間23:00)。その結果が市場予想の97.5を上回れば、米ドルの支援材料となりそうです。NYダウの動向次第ではあるものの、米ドル/円は110円台に定着する可能性があります。

豪州の総選挙が18日(土)に行われます。世論調査では、最大野党の労働党が与党の保守連合(自由党と国民党)がわずかにリードしており、約6年ぶりの政権交代が実現する可能性があります。総選挙の結果次第で、豪ドルは週明け月曜日(20日)に窓を開ける可能性もあり、注意が必要です。仮に労働党と保守連合のいずれも過半数を獲得できなかった場合、豪政治の先行き不透明感から豪ドルが下落しそうです。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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