RBAの早期利下げ観測が高まる可能性も!?

2019/05/15 13:13

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・豪賃金統計では、賃金上昇圧力の弱さを再確認
・RBA(豪中銀)は失業率が改善しなければ、利下げを検討する方向
・16日の雇用統計で失業率が前回(5.0%)から上昇すれば、RBAの早期利下げ観測が高まりそう

[レビュー]

15日東京時間の外国為替市場は、小動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(14日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。中国の4月小売売上高や4月鉱工業生産がいずれも市場予想を下回ったものの、市場に大きな反応はみられませんでした。小売売上高は前年比+7.2%(市場予想:+8.6%)、鉱工業生産は同+5.4%(+6.5%)でした。

[これからの展開]

本日(15日)、豪州の1-3月期の賃金統計が発表されました。賃金コスト指数は前期比+0.5%、前年比+2.3%と、ほぼ市場予想(前期比+0.6%、前年比+2.3%)通りの結果でした。

賃金コスト指数は2017年4-6月期の前年比+1.9%を底に上向いているものの、伸びは依然として鈍く、賃金上昇圧力の弱さが再確認されました。
 

(出所:リフィニティブより作成)

豪州の4月雇用統計が16日に発表されます(日本時間10:30)。市場予想は失業率が5.0%と前回から変わらず、雇用者数は前月比1.50万人増です。RBAは失業率が改善しない場合、利下げを検討する方向であり、とりわけ失業率の結果に注目です。

豪州の低インフレや景気減速を踏まえると、RBAはいずれ利下げが必要になりそうです。そのタイミングは次の金融政策報告が発表される8月の可能性が高いと考えられますが、市場では6月の利下げ観測もあります。OIS(翌日物金利スワップ)では、次回6月4日の会合で利下げが行われる確率が35.1%織り込まれています(5/14時点)。

今回の雇用統計で失業率が悪化(上昇)した場合、早期の利下げ観測が一段と高まるとみられ、豪ドルに対して下落圧力が加わりそうです。


(出所:リフィニティブより作成)

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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