米ドル円に動意も、本日は日銀・トルコ中銀・日米財務相会談に注目!

2019/04/25 08:37

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・膠着状態だった為替相場、とくに米ドル円に動意づく兆しも
・GW10連休を控えて、相場材料には十分な注意が必要
・本日25日は、日銀とトルコ中銀の会合があり、ワシントンで日米財務相会談が開催される。財務相会談では、為替条項が討議されそう


(欧米市場レビュー)

 23日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。米ドル指数(実効レート)が2日連続で上昇して、年初来高値を更新しました。
 米ドル高の背景は、米ドルの材料というよりも、豪州のインフレ率鈍化ドイツIFO企業景況感指数の軟調カナダ中銀の声明から利上げバイアスが消えたことなど、他通貨の材料が多かったようです。

 米株は、23日に最高値を付けたS&P500やナスダック指数も含めて小幅安。米長期金利は小幅低下しました。

カナダ中銀については、本日のスポットコメントをご覧ください。


(本日の相場見通し)

 ここもと膠着状態にあった為替相場が動意づくかもしれません。約5年ぶりの低水準にあった米ドル円のインプライド・ボラティリティは反発しています。今週末からGW(ゴールデンウィーク)10連休に入ることもあって、相場材料には十分な注意が必要でしょう。

 本日25日、日銀が政策会合を開催します(結果判明は正午前後)。金融政策の現状維持が決定されそうです。注目は、「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」と黒田総裁の会見です。展望レポートでは、経済・物価見通しが下方修正されるか、新たに提示される2021年度に関して2%の物価目標達成が想定されるか、など。また、黒田総裁の会見では、景気の下方リスクや、緩和長期化の弊害、追加緩和の余地や発動の可能性などに言及があるかが注目されます。
 ただし、市場では、緩和余地は乏しいとの見方が支配的であり、黒田総裁の発言への反応は限定的となりそうです。

 TCMB(トルコ中銀)も政策会合を開催します(結果判明は日本時間の午後8時)。TCMBは政策金利を24.00%に据え置くとともに、声明で「引き締め的な金融政策スタンスを維持し、必要なら利上げを行う」との方針を改めて表明しそうです。もっとも、市場はそうした結果をほぼ織り込んでいるとみられます。

 一方で、引き締め的なスタンスが弱められる、言い換えれば「ハト派的」に変化するならば、トルコリラはネガティブに反応しそうです。トルコリラは、米国との関係悪化やTCMBの外貨準備の減少懸念など、マイナスの材料が多い点に引き続き注意が必要でしょう。なお、トルコの4月のCPI(消費者物価)は5月3日に発表されます。

 ワシントンでは日米財務相会談が開催されます(日本時間26日朝に麻生財務相が会見)。日米貿易協議が進められている中、為替操作を禁止する条項について話し合いが行われる予定です。また、26日の日米首脳会談の主要議題についても、なんらかのヒントが出されるかもしれません。

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