豪ドルが急落。5月利下げ観測が浮上

2019/04/24 15:44

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・総合CPIと基調インフレ率のいずれも、RBA(豪中銀)の目標下限を一段と下振れ
・RBAはインフレ率の低さを理由に、2016年5月と8月に利下げを実施
・当時の基調インフレ率は1.5%前後、今回は1.42%
・RBAは5月7日の次回会合で利下げに踏み切る可能性も


[レビュー]

24日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが急落。一時、豪ドル/米ドルは0.7030米ドル、豪ドル/円は78.52円へと下落しました。豪州の1-3月期CPI(消費者物価指数)を受けて、RBA(豪準備銀行、中銀)の早期利下げ観測が高まり、豪ドル安が加速しました。

NZドル
も軟調。同じオセアニア通貨である豪ドルの下落に引きずられて、一時NZドル/米ドルは0.6616米ドル、NZドル/円は73.86円へと下げました。

[これからの展開]

豪州の1-3月期CPIは、総合CPIが前年比+1.3%、基調インフレ率(トリム平均値と加重中央値の平均)は同+1.42%でした。上昇率はいずれも、2018年10-12月期の+1.8%、+1.75%から鈍化し、RBAのインフレ目標(+2~3%)を一段と下振れました。ガソリン価格などの下落がCPIを押し下げました。

RBAはインフレ率の低さを理由に、2016年5月と8月に利下げを実施しました。当時の基調インフレ率は1.5%前後。その水準へと今回(2019/1~3月期)鈍化しました。足もとの雇用情勢は引き続き堅調ですが、基調インフレ率を踏まえると、RBAは5月7日の次回政策会合で利下げに踏み切る可能性が出てきました。

市場では5月の利下げ観測が浮上しており、豪ドルに対して下落圧力が加わりやすいとみられます。豪ドル/米ドル0.7000米ドル(3/7安値)を下回り、豪ドル/円77.56円(3/25安値)に向けて下がる可能性があります。


(出所:リフィニティブより作成)

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