BOC(カナダ中銀)は金融政策スタンスをシフトか

2019/04/22 14:10

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・24日、BOC政策会合。政策金利は1.75%に据え置かれそう
・声明におけるフォワードガイダンスに注目。利上げに言及した文言が削除される可能性あり
・その通りになれば、市場は政策スタンスが中立へとシフトしたと判断し、カナダドルに対して下落圧力が加わるとみられる


[レビュー]

22日東京時間の外国為替市場は、比較的落ち着いた展開。米ドル/円やクロス円は、おおむね19日のNY終値近辺で推移しました。豪州やNZなどが祝日(イースターマンデー)で市場参加者が減少するなか、様子見ムードが漂いました。

「米国がイラン産原油を輸入しているすべての国に対して、近く輸入を停止するように求め、停止しない場合には米国の制裁対象になる」との報道を受けて、原油価格が上昇。米WTI先物は時間外取引で約6カ月ぶりの高値を記録しました。

[これからの展開]

BOC(カナダ銀行、中銀)が24日に政策金利を発表します。

政策金利は1.75%に据え置かれそうです。ポロズBOC総裁が4月13日、「BOCは3月6日の前回会合時に“状況は中立水準を下回る政策金利を正当化する”と明確に示した」と強調し、「BOCは依然として、経済が直面するいくつかの逆風に取り組んでいる」と語ったためです。

今回は声明における“フォワードガイダンス(金融政策の方向性をあらかじめ示したもの)”が最大の焦点になりそうです。

前回3月会合時は、「見通しは引き続き中立レンジを下回る政策金利を正当化する」としたうえで、「将来の利上げ時期についての不確実性が高まった」と指摘。利上げバイアスを残したものの、弱めました。

世界経済の成長減速に加え、カナダの1-3月期の企業景況感調査が-0.6と、前回の+2.2から悪化しました。今回の声明では、利上げに言及した後者の文言が削除される可能性があります。その通りになれば、市場は「BOCの金融政策スタンスは“利上げバイアス”から“中立”へとシフトした」と判断し、カナダドルに対して下落圧力が加わるとみられます。


(出所:リフィニティブより作成)

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