RBNZ(NZ中銀)は5月にも利下げか

2019/04/17 15:30

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・1-3月期CPI上昇率はRBNZの見通しを下回る。RBNZが5月に利下げを行う可能性が高まった
・企業信頼感指数(4/30)や雇用統計(5/1)が軟調な結果になれば、5月の利下げは一段と現実味


[レビュー]

17日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが堅調に推移。一時、豪ドル/米ドルは0.7207米ドル、豪ドル/円は80.65円へと上昇しました。中国の経済指標が市場予想を上回り、豪ドルの支援材料となりました。

中国経済指標の結果は以下の通りです。( )は市場予想
・1-3月期GDP:前年比+6.4%(+6.3%)
・3月小売売上高;同+8.7%(+8.4%)
・3月鉱工業生産:同+8.5%(+5.9%)

NZドルは下落。NZの1-3月期CPI(消費者物価指数)の弱い結果を受けて、一時、NZドル/米ドルは0.6671米ドル、NZドル/円は74.73円へと値を下げました。その後、中国の経済指標が堅調な結果になると、NZドルは反発。NZドル/米ドルやNZドル/円は下げ幅を縮小しました。

[これからの展開]

NZの1-3月期のCPI(消費者物価指数)は前年比+1.5%でした。市場予想の+1.7%を下回り、2018年10-12月期の+1.9%から上昇率が鈍化。RBNZ(NZ準備銀行、中銀)のインフレ目標(+1~3%)の中央値である+2%から遠ざかりました。NZでは2019年1月にタバコ税が引き上げられた(CPIの押し上げ要因)ものの、ガソリン価格の下落が影響し、上昇率は抑えられました。

RBNZは2月の金融政策報告で、1-3月期のCPI上昇率を前年比+1.6%と予想。3月27日の前回会合時の声明では、「政策金利の次の方向性は下向きの可能性が高い」と表明し、利下げを示唆しました。

1-3月期のCPI上昇率は、RBNZの2月時点の見通しを下回りました。そのことは、RBNZの利下げの可能性が高まったことを示します。

RBNZの次回政策会合は5月8日。その前には、4月企業信頼感指数(4/30)1-3月期雇用統計(5/1)が発表されます。次回会合で利下げが行われる可能性が高まったとみていますが、企業信頼感指数や雇用統計が軟調な結果になれば、利下げは一段と現実味を帯びそうです。

中国の経済指標が堅調な結果になったことで、NZドルは東京時間に下げ幅を縮小しました。ただ、RBNZの利下げ観測を背景に、NZドルはいずれ下値を試す展開になる可能性があります。


(出所:リフィニティブより作成)

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