豪ドル:文言変更の理由は!? 16日のRBA議事録に注目

2019/04/15 13:43

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・16日のRBA(豪中銀)議事録では、声明の文言変更の理由が明らかになるか!?
・政策スタンスのシフトが明確に示されなければ、豪ドルの上昇材料になりそう


[レビュー]

15日東京時間の外国為替市場は、落ち着いた展開。米ドル/円やクロス円は、おおむね12日のNY終値近辺での“もみ合い”となりました。日経平均が堅調に推移したものの、市場に大きな反応はみられませんでした。

[これからの展開]

RBA(豪準備銀行、中銀)議事録が16日に公表されます(日本時間10:30)。政策金利を過去最低の1.50%に据え置くことを決定した4月2日の会合の議事録です。

2日の声明では、最終段落に「理事会は、経済の持続的な成長を支え、長期的にインフレ目標を達成するため、動向を監視し、金融政策を設定していく」との文言が追加されました。最終段落の文言変更は2018年2月以来初めてだったため、市場は文言の変更を“政策スタンスが中立から緩和方向へとシフトするシグナル”と解釈し、利下げ観測が高まりました。

最終段落の文言を変更した理由が16日の議事録で明らかになる可能性があります。RBAの政策スタンスが緩和方向へシフトしつつあることが判明した場合、豪ドルが下落するとみられます。一方、政策スタンスのシフトが明確に示されなければ、利下げ観測が後退して豪ドルは上昇しそうです。後者の可能性の方が高いと考えられます。

投機筋のポジション動向をみると、豪ドルは依然として売り越しに偏っています。CFTC(米商品先物取引委員会)は12日、9日時点のIMM通貨先物の非商業部門のポジション動向を発表。豪ドルは54416枚の売り越しでした。売り越し額は前週の55743枚から減少したものの、2015年以降では引き続き高水準です。

CFTC統計の豪ドルのポジション(2015/1〜)

*ネットポジション
(出所:リフィニティブより作成)

ポジションがどちらかに偏るほど、何らかのきっかけでポジションを解消する動きが強まった場合、その反動も大きくなる可能性があります。現在は売り越しに偏っているぶん、豪ドルのプラス材料が続く場合、豪ドルは上げ幅が増幅される可能性もあります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ1クリック】
トラリピを1クリックでカンタン発注!


= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】