米国は為替条項を盛り込むことを要求!? 日米貿易交渉に注目

2019/04/15 08:29

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・15-16日、日米貿易交渉開催
・貿易交渉では、米国が為替条項の導入を要求するとみられる一方、日本は反対の姿勢
・主要国の株価動向や米NY連銀製造業景気指数の結果に、市場が反応する可能性もあり


(欧米市場レビュー)

12日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1319米ドル、豪ドル/米ドルは0.7187米ドル、NZドル/米ドルは0.6777米ドル、ユーロ/円は126.72円、豪ドル/円は80.46円、NZドル/円は75.85円へと上昇しました。中国の貿易統計で米ドルベースの輸出が前年比+14.2%と、市場予想の+7.3%を上回り、5カ月ぶりの高い伸びを示したことで、リスク回避の動きが後退。円や米ドルの重石となりました。

トルコリラも弱含み。対米ドルや対円で一時、約3週間ぶりの安値を記録しました。アルバイラク・トルコ財務相が10日に経済改革計画を発表したものの、計画の詳細が示されなかったことで失望感が広がり、トルコリラに対して下落圧力がかかりました。

(本日の相場見通し)

日米の閣僚級による貿易交渉が15日と16日の2日間、米ワシントンで開催されます。ムニューシン米財務長官は13日、貿易交渉について「為替も議題となり、(協定には)為替操作を防ぐための条項(為替条項)を盛り込みたい」と語りました。日本は為替条項を盛り込むことに反対しているため、為替条項の有無は貿易交渉における争点のひとつになると考えられます。

本日(15日)は、日米貿易交渉が材料になるとみられ、それに関するニュースが出てきた場合、市場が反応する可能性があります。米国側が為替条項の導入を日本側に強く迫るようであれば、市場は円買い(円高)に反応することも考えられます。ただ、貿易交渉は今回が初めての会合であるうえ、初日です。目立ったニュースは出てこない可能性もあります。

主要国の株価動向米国の4月NY連銀製造業景気指数にも注目です。主要国株価が堅調に推移すれば円安材料、NY連銀製造業景気指数が市場予想の6.7を上回れば米ドル高材料になり得ます。米ドル/円は112.09円(3/5高値)より上の水準に定着し、さらには心理的節目の113円に向けて上昇する可能性もあります。一方、米ドル/円の下値メドは、200日移動平均線(12日時点で111.49円)が挙げられます。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

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※音声にご注意ください。

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