NZドル: RBNZは5月にも利下げするとの観測も!?

2019/04/04 15:10

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・NZIER調査のNZ企業信頼感が悪化。景気減速を示唆
・企業信頼感の悪化によって、RBNZ(NZ中銀)の利下げの可能性は高まったとみられる
・RBNZの次回政策会合は5月8日。OISは利下げの確率を5割弱織り込む
・早期利下げ観測があるなかで、NZドルが上昇を続けるのは困難か


[レビュー]

4日東京時間の外国為替市場は、小動き。米ドル/円やクロス円は、おおむね昨日(3日)のNY終値水準での“もみ合い”となりました。トランプ米大統領と劉鶴・中国副首相の会談を控え、市場では様子見ムードが漂いました。会談は、米東部時間4日16:30(日本時間5日05:30)に行われる予定です。

[これからの展開]

NZIER(NZ経済研究所。民間のシンクタンク)は2日、1-3月期のNZの企業信頼感を発表。結果はマイナス29%と、2018年10-12月期のマイナス17%から悪化しました。

企業は景況感が悪化した場合、投資や雇用を抑制する傾向があります。企業信頼感の悪化は、景気の減速を示唆します。


(出所:リフィニティブより作成)

RBNZ(NZ準備銀行、中銀)は3月27日の声明で、「政策金利の次の方向性は、下向きの可能性が高い」と表明し、利下げを示唆。声明では、「低水準の企業景況感が引き続き国内消費の重石になっている」と指摘し、企業景況感の低さが懸念材料のひとつであることを示しました。

NZIERの企業信頼感の悪化によって、RBNZが利下げを行う可能性は高まったと考えられます。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、4月3日時点で次回5月8日の会合での利下げの確率が47.5%織り込まれています(据え置きの確率は52.5%)。

早期利下げ観測があるなかで、NZドルが自力で上昇するのは難しいかもしれません。NZドルが上昇を続けるためには、リスク回避の動きが後退する、米ドルや円が全般的に弱含む、それらが必要と考えられます。

NZドル/米ドルのテクニカル分析は、本日4日の注目のチャートをご覧ください。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。

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