豪ドル:RBAが政策スタンスをシフトするかに注目!!

2019/04/01 16:00

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBA(豪中銀)が2日に政策金利を発表
・RBAの政策スタンスは“中立(利上げと利下げの両にらみ)”
・政策スタンスが“緩和方向”へとシフトしつつあることが示唆された場合、豪ドルが下落する可能性あり


[レビュー]

4月1日東京時間の外国為替市場では、が弱含み。一時、米ドル/円は111.16円、ユーロ/円は124.79円、豪ドル/円は79.15円、NZドル/円は75.92円へと上昇しました。日経平均が堅調に推移し、円安材料となりました。

トルコの統一地方選(3/31実施)は、注目の三大都市(イスタンブール、アンカラ、イズミル)の市長選のうち、アンカラとイズミルの2都市でCHP(共和人民党。野党)が勝利を収めたと伝わっています。イスタンブール市長選は、AKP(公正発展党。与党)候補のユルドゥルム元首相が勝利宣言を行いましたが、CHP側も勝利を宣言する事態。AKPはユルドゥルム候補が約4000票差で勝利したと主張する一方、CHPの候補は自身が約28000票差で勝利したと主張しているようです。今後、イスタンブールの結果、地方選の結果を受けたエルドアン大統領の言動にトルコリラが反応する可能性もあります。

[これからの展開]

RBA(豪準備銀行、中銀)が2日に政策金利を発表します(日本時間12:30)。政策金利は現行の1.50%に据え置かれるとみられますが、声明の内容が豪ドルの動向に影響を与える可能性があります。

RBAは「利上げと利下げの可能性は均衡している」との見方を示し、金融政策について中立的なスタンスを示しています。2日の声明は以下の理由から、政策スタンスが“緩和方向”へとシフトしつつあることが示唆される可能性があります。

豪雇用情勢は堅調に推移していますが、その他の指標の結果は弱めです。豪住宅価格が下落傾向にあるうえ、2018年10-12月期のGDP成長率は前年比+2.3%と、RBAの2019年2月時点の見通しである+2.75%を下振れました。

他の中銀に目を向けると、米FRBやECB(欧州中銀)、BOC(カナダ中銀)などがハト派色を強めているほか、同じオセアニアの中銀であるRBNZ(NZ中銀)に至っては利下げの可能性まで示しました。

声明でRBAの政策スタンスが“緩和方向”へシフトしたことが示唆された場合、豪ドルが下落する可能性があります。一方で、“中立”的な政策スタンスが維持されれば、豪ドルは堅調に推移しそうです。ただし、中立的なスタンスが維持されたとしても、市場ではRBAの利下げ観測は残存するとみられます。3日発表の豪州の2月小売売上高が弱い結果になれば、豪ドルの堅調さは一時的に終わる可能性があります。

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【マーケットView】

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