英議会が離脱協定案採決。トルコリラは窓開けの可能性もあり

2019/03/29 08:55

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・離脱協定案が可決されるのは、今回も難しいとみられる。協定案が否決されれば、英ポンドが下落しそう
・協定案が可決されれば、英ポンドは堅調に推移か。ただし、合意なき離脱の可能性は残存!?
・3/31、トルコ統一地方選実施。その結果次第では、トルコリラは4/1に窓を開ける可能性もあり


(欧米市場レビュー)

3月28日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが強含み。一時、米ドル/円は110.82円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1215米ドル、豪ドル/米ドルは0.7067米ドル、NZドル/米ドルは0.6780米ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年債利回り)が上昇し、米ドルの支援材料となりました。

英ポンドは下落。対円では一時、144.25円へと値を下げました。ブレグジットをめぐる不透明感を背景に、英ポンドに対して下押し圧力が加わりました。

トルコリラも軟調。対米ドルで一時5%値を下げ、対円では19円台前半へと下落する場面がありました。リラの流動性供給を抑制していたトルコの銀行が供給を再開し、トルコリラ安材料となりました。

(本日の相場見通し)

英下院(議会)が本日、EU離脱協定案を採決します。

離脱協定案はこれまでに2回(1/15、3/12)、大差で否決されましたが、今回は離脱条件を定めた部分についてのみ採決が行われます。過去2回は、離脱条件と政治宣言を合わせた離脱協定案が採決されました。

ただ、離脱協定案が可決されるのは今回も難しいとみられます。保守党(与党)内の離脱強硬派やDUP(民主統一党。保守党政権に閣外協力)が反対している“アイルランド国境問題のバックストップ(安全策)”が採決対象に含まれているためです。

離脱協定案が否決された場合、ブレグジットをめぐる不透明感が残存することから、英ポンドに対して下押し圧力が加わる可能性があります。一方で、離脱協定案が可決されれば、英ポンドは堅調に推移しそうです。ただ、離脱協定案の批准には、離脱条件と政治宣言のいずれも可決されることが条件になっているため、離脱協定案が本日可決されたとしても、合意なき離脱の可能性は残ります。

英ポンド/円のテクニカル分析は、本日29日の注目のチャートをご覧ください。

***

トルコでは、3月31日(日)に統一地方選が実施されます(*詳細は本日午後のオセアニア・レポートをご覧ください。その結果次第では、週明け月曜日(4/1)にトルコリラは一段と乱高下することも考えられ、窓を開ける(金曜日の終値と月曜日の始値に差がでる)可能性もあります。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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