英ポンドには下押し圧力が加わりやすい地合いか。トルコリラは乱高下に要注意

2019/03/28 09:05

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・英議会による政府の離脱案の代替案を探る投票は、8つの案すべてが反対多数
・ブレグジットをめぐる不透明感が高まる。英ポンドは下値を試す展開か
・トルコ株が27日に急落。国外投資家は政府による市場介入を懸念
・トルコでは3月31日に統一地方選実施。トルコリラは当面、乱高下が続く可能性あり


(欧米市場レビュー)

27日欧米時間の外国為替市場では、が強含み。一時、ユーロ/円は124.07円、豪ドル/円は78.04円、NZドル/円は74.90円へと下落し、米ドル/円は110円台前半へと値を下げました。欧米の主要株価指数が軟調に推移し、円の支援材料となりました。

英ポンドは、比較的落ち着いた展開。英議会による政府の離脱案の代替案を探る投票を控え、様子見ムードが漂いました。

(本日の相場見通し)

英下院(議会)は27日夜(日本時間28日朝)、政府の離脱案の代替案を探る投票を実施。“2度目の国民投票の実施”“よりEUとの関係が近い離脱”“合意なき離脱”など、8つの案を対象に投票を行いましたが、すべてが反対多数となりました。それを受けて、本日のオセアニア時間に英ポンドが下落しました。

現時点での英国のEU離脱日は4月12日。EUは英議会が今週中に離脱協定案を可決すれば、さらに5月22日までの延期を認める方針です。一方、英議会が今週中に離脱協定案を可決しなければ、英国が4月12日にEUとの合意なく離脱する可能性が出てきます。

政府の離脱案の代替案を探る投票で、いずれも反対多数となったことで、ブレグジットをめぐる不透明感が高まりました。英ポンドはブレグジット関連の報道に反応しやすいとみられますが、今の状況では英ポンドに対して下押し圧力が加わりやすいとみられます。

本日28日のスポットコメント『ブレグジット、長期延期の可能性高まる!?』もご覧ください。

トルコの主要株価指数であるBIST100が27日、前日比で5.67%下落。下げ幅はクーデター未遂事件が発生した2016年7月以降最大を記録しました。3月31日に統一地方選を控え、トルコリラの下落を防ぐため、トルコ政府が国内銀行に対して国外の金融機関や投資家にトルコリラを提供しないように圧力をかけているとの観測があります。政府が市場に介入しているとの懸念から、外国人投資家はトルコの株式市場から資金を引きあげているようです。

外為市場では、トルコリラが乱高下しており、こうした状況は当面続く可能性があります。

3月31日の統一地方選の結果次第では、週明け月曜日(4/1)にトルコリラは一段と乱高下することも考えられ、窓を開ける(金曜日の終値と月曜日の始値に差がでる)可能性もあります。

トルコリラ/円のテクニカル分析は、本日の注目のチャートをご覧ください。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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