27日、英議会が政府の離脱案の代替案を探る投票実施。英ポンドは乱高下に要注意

2019/03/27 08:49

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・メイ首相の離脱案のほか、複数の案が提示され、各議員が投票
・投票結果に法的拘束力なし
・どの案も過半数を獲得できない可能性もあり。その場合、市場はブレグジットをめぐる懸念を一段と強める可能性も!?
・米長期金利の動向に引き続き目を向ける必要。長期金利が低下すれば、米ドル安材料になりそう


(欧米市場レビュー)

26日欧米時間の外国為替市場では、が弱含み。一時、米ドル/円は110.64円、ユーロ/円は124.36円、豪ドル/円は78.94円、NZドル/円は76.45円へと上昇しました。欧米株が堅調に推移したことでリスク回避の動きが後退し、円の重石となりました。NYダウの終値は、前日比140.90ドル(0.55%)高の25,657.73ドルでした。

トルコリラは急騰。トルコリラ/円は一時、20.59円へと上昇しました。トルコの金融機関がスワップ市場での取引量を規制上限である株主資本の25%を大幅に下回る水準に引き下げたことで、トルコリラの翌日物スワップレートが前週の22%から330%へと急上昇しました。

(本日の相場見通し)

英下院(議会)が本日、メイ首相のEU離脱案の代替案を探る投票を行います。メイ首相の離脱案のほか、複数の案(“2度目の国民投票の実施”“よりEUとの関係が近い離脱”“合意なき離脱”など)が提示され、議員がそれぞれ賛成する案に投票します。本日の投票は、過半数を得られる案を探ることが目的です。ただし、投票結果には法的拘束力はありません。どの案も過半数を獲得できない可能性もあり、そうなれば市場はブレグジットをめぐる懸念を一段と強めるかもしれません。

 “メイ首相が27日に退陣についての計画を発表する可能性がある”との報道もあります。英ポンドは、英政局に関する報道に左右される展開になりそうです。

本日27日のスポットコメント『ブレグジット、3度目の協定案採決はあるか』もご覧ください。

米国の長期金利(10年債利回り)の動向にも引き続き目を向ける必要があります。米長期金利が低下した場合、米ドルに対して下落圧力が加わりそうです。長期金利は昨日、小幅に上昇しましたが、3カ月物金利との“逆イールド(長短金利の逆転)”は解消されませんでした。逆イールドはリセッション(景気後退)の前兆とされます。

RBNZ(NZ準備銀行、中銀)が政策金利を発表します(日本時間10:00)。NZドルはその結果に反応する可能性があります。*RBNZの政策金利発表については、昨日26日のオセアニア・レポートをご覧ください。

NZドル/円のテクニカル分析は、本日27日の注目のチャートをご覧ください。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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