カナダドル:CPIや小売売上高、原油価格に注目

2019/03/22 16:20

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・カナダのCPIや小売売上高が22日発表。いずれも良好な結果になればカナダドルの上昇要因になる可能性も!?
・カナダドルは原油価格の動向にも注目。米WTI先物は21日、一時約4カ月ぶりの高値

[レビュー]

22日東京時間の外国為替市場では、NZドルが強含み。一時、NZドル/米ドルは0.6895米ドル、NZドル/円は76.33円へと上昇しました。NZドル買いにつながるような材料は特に見当たらず、ポジション調整が中心とみられます。

豪ドルは小動き。NZドル/米ドルやNZドル/円は、昨日(21日)のNY終値近辺での“もみ合い”となりました。

[これからの展開]

本日、カナダの2月CPI(消費者物価指数)が発表されます(日本時間21:30)。

前回1月の総合CPIは前年比+1.4%と、主にガソリン価格の下落の影響によって2018年12月の+2.0%から上昇率が鈍化。BOC(カナダ銀行、中銀)のインフレ目標(+1~3%)の中央値である+2%を再び下回りました。

また、BOCは3つのコアインフレ指標(CPI共通値、CPI中央値、CPIトリム値)も重視しています。そのため、コアインフレ指標もチェックする必要があります。1月は共通値とトリム値が前年比+1.9%、中央値が+1.8%でした。

 
(出所:リフィニティブより作成)

BOCは3月6日の会合で、利上げバイアスを弱めました。ただ、声明では「将来の“利上げ”時期についての不確実性が高まった」と、利上げに言及する一方、利下げへの言及はなく、BOCは依然として次の政策変更は利上げとみていることが明らかになりました。

BOCはカナダ景気の動向を懸念しています。そのため、カナダの1月小売売上高の結果もCPIとともに注視する必要がありそうです。小売売上高の結果はCPIと同じく本日21:30に発表されます。

CPIや小売売上高がいずれも市場予想と比べて良好な結果になり、コアインフレ指標が+2%に接近すれば、市場ではBOCの利上げ観測が高まる可能性があります。その場合、カナダドルの上昇要因になりそうです。

市場予想は、以下のとおりです。
・総合CPI:前年比+1.4%
・小売売上高:前月比+0.4%
・小売売上高(除自動車):前月比+0.2%

カナダドルについては、原油価格の動向にも注目です。米WTI先物(原油価格)は3月21日、一時1バレル=60.39ドルへと上昇し、約4カ月ぶりの高値を記録しました。足もとの原油高の背景には、米国による経済制裁によってイランやベネズエラからの原油供給が減少するとの観測や、OPEC(石油輸出国機構)が非加盟国との協調減産を少なくとも6月まで継続するとの観測があります。原油価格の上昇は、カナダドルにとってプラス材料です。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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