市場の関心は英議会の対応へ!? 英ポンドは乱高下に注意

2019/03/22 08:40

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・EUは英国のEU離脱日の延期について合意
・英議会が離脱協定案を可決しなければ、4月12日に離脱
・英議会が離脱協定案を可決すれば、5月22日に離脱
・英ポンドはブレグジット関連の報道に左右されやすい地合いが続きそう

(欧米市場レビュー)

21日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが反発。一時、米ドル/円は110.91円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1343米ドル、豪ドル/米ドルは0.7090米ドル、NZドル/米ドルは0.6860米ドルへと下落しました。米国の3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が13.7、2月景気先行指標総合指数が+0.2%と、いずれも市場予想の4.5、+0.1%を上回り、米ドルの支援材料となりました。

英ポンドは軟調に推移。英ポンド/円は一時、144.14円へと下落し、10日ぶりの安値を記録しました。ブレグジット(英国のEU離脱)をめぐる不透明感が高まり、英ポンドに対して下落圧力が加わりました(後述)。

(本日の相場見通し)

メイ英首相はEUに対して、英国のEU離脱日を6月30日まで延期するように要請しましたが、ユンケル欧州委員長は“英国は5月22日までにEUを離脱する必要があり、離脱日がそれ以降になる場合は欧州議会選挙を行わなければならない”との見方を示しました。欧州委員会が6月30日までの延期に反対する姿勢を示し、それが21日の英ポンドの下落材料となりました。

日本時間今朝、トゥスクEU大統領は「EU首脳は英国の要請への対応について全会一致で合意した」と述べ、クルツ・オーストリア首相は「英議会が離脱協定案を可決しなければ、英国は4月12日にEUを離脱し、英議会が離脱協定案を可決すれば、英国は5月22日にEUを離脱する」と語りました。*本日22日のスポットコメント『ブレグジット、新たな離脱期日は4月12日』もご覧ください。

ブレグジットについてEU側の方針が決定したことで、市場の関心は英議会の対応へと移るとみられます。英ポンドは、離脱協定案の採決をめぐる英議員の発言や報道によって状況が目まぐるしく変わる可能性もあります。英ポンド/円は143.71円(3/11安値)を下回った場合、次は142.50円(2/19安値)が下値メドになりそうです。

本日は、ドイツの3月製造業PMI速報値が発表されます(日本時間17:30)。ドイツの景気減速が市場で懸念されるなか、製造業PMIが市場予想の48.0を下回った場合、ユーロが下落する可能性があります。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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