【特別版】経済指標を受けて豪ドル、NZドルとも堅調

2019/03/21 09:50

デイリーフラッシュ

 本日発表されたオセアニアの主な経済指標は以下の通り。

NZの10-12月期GDP:

 前期比+0.6%で、市場予想と同じながら7-9月期の同+0.3%から加速。OIS(翌日物金利スワップ)によれば20日時点で4割強織り込まれていた年内利下げの観測がやや後退したことで、NZドルが押し上げられました。
 ただし、10-12月期のGDPは、2月の金融政策報告でRBNZ(中央銀行)が予想していた+0.8%には届かず。また、前年比の伸び率である+2.3%は、2013年10-12月期(1.7%)以来の弱い伸びでした。

豪州の2月の雇用統計:
 雇用者数は前月比0.46万人増で、市場予想(1.5万人)や前月実績(3.8万人)に届きませんでした。正規雇用が0.7万人減少してパートタイムが1.2万人増加という中身も冴えませんでした。
 他方、失業率は0.1ポイント低下して4.9%で、2011年6月以来の低水準となりました。
 豪ドルは失業率の低下に反応する形で上昇しました。

豪ドル、NZドルとも、日本時間21日午前3時の米FOMCの結果を受けて、対米ドルで上昇していました(米ドルが下落)。そこからNZのGDPや豪州の雇用統計を受けてさらに上値を追う展開となりました(21日午前9時45分現在)