【特別版】米FOMCはやっぱり「ハト派」!?

2019/03/21 08:31

デイリーフラッシュ

【相場材料】米金融政策
【評価】年内の利上げなし!? 次は20年の利上げ?
【ポイント1】2021年まで据え置き予想が増加
【ポイント2】利下げ観測が高まれば、さらなる米ドル安も


20日の米FOMCで、政策金利は2.25-2.50%に据え置かれました。昨年12月まで3カ月おきに利上げが実施されてきましたが、休止された格好です。

FOMCに参加する各人の政策金利見通し、いわゆる「ドット」の中央値は、19年に「利上げなし」を想定(昨年12月時点では2回)。声明では、「FOMCはFFレートをどのように調節することが適切かを見極めるため、忍耐強く待つ」との前回導入された文言が繰り返されました。

パウエル議長は記者会見で、「我々が(利上げか利下げか)どちらの方向にも動かなければならないデータはみていない。我々は時間をかけて事態が明確になるまで忍耐強くあるべきだ」と語りました。

また、FOMCは別途声明で、バランスシートの縮小(保有国債の削減)を今年5月からペースダウンし、同9月に終了することを公表しました。バランスシートの縮小による金融の引き締まりを回避するためです。

「ドット」について
・17人の参加者の見通しの中央値は、「19年の利上げゼロ(前回の昨年12月時点では2回)」、「20年の利上げ1回(同1回)」「21年の利上げゼロ(同ゼロ)」でした。
・ドットの分布は全体的に下方にシフトしました。「20年まで利上げゼロ」が前回の1人から7人に、「21年まで利上げゼロ」が同1人から5人に増えました。
・以上から、経済情勢次第ではあるものの、利上げのハードルはかなり高くなったとの印象です。



先物に基づく市場の見方
 20日時点のFFレート(政策金利)先物に基づけば、市場が織り込む確率は、「年内利上げなし」が62%、「年内利下げ」が38%、「年内利上げ」が0%。利下げ観測が高まっています。

 上述の「ドット」に基づけば、21年までに利下げを想定しているFOMC参加者はいませんでした。今後の経済情勢によって利下げ観測が一段と高まるようであれば、米ドルには下落圧力が加わりそうです。一方、FOMC参加者の想定が正しく利下げ観測が後退するようであれば、米ドルはサポートされそうです。

 








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