トルコ財務相がインフレ率や政策金利に言及

2019/03/20 15:37

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・トルコ財務相はCPI上昇率が9月までに一桁台に鈍化すると予想
・財務相はまた、政策金利は早期に一桁台に下がるとの見通しを示す
・CPI上昇率の鈍化はトルコリラの支援材料となり得る一方、TCMB(トルコ中銀)の利下げが現実味
・時期尚早な利下げはTCMBの独立性をめぐる懸念を再燃させる可能性も!?


[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場では、米ドルが強含み。一時、米ドル/円は111.65円へと上昇し、豪ドル/米ドルは0.7057米ドル、NZドル/米ドルは0.6826米ドルへと下落しました。実需の買いで米ドル/円が上昇し、対円での米ドル買いが対豪ドルや対NZドルへと波及しました。

[これからの展開]

アルバイラク・トルコ財務相は19日、「トルコのインフレ率は9月頃までに一桁台へと鈍化し、政策金利は早期に一桁台へと下がるだろう」と発言。インフレ率を鈍化させる要因として、季節要因が食料生産を支えること、価格決定における構造的な措置、ベース効果などを挙げました。

トルコのCPI(消費者物価指数)は、トルコリラ安の影響によって2018年10月に前年比+25.24%と、約15年ぶりの高い伸びを記録。2019年2月のCPIは+19.67%と、上昇率は鈍化したものの、依然として高水準です。トルコが抱える問題のひとつに高インフレがあります。そのため、CPI上昇率がアルバイラク財務相の見通し通りに鈍化すれば、トルコリラにとってプラス材料と考えられます。

一方で、CPI上昇率が一段と鈍化した場合、TCMB(トルコ中央銀行)の利下げが現実味を帯びてきます。利下げ(観測が高まるだけでも)は、トルコリラにとってマイナス材料です。

TCMBは3月6日の前回会合で、政策金利を24.00%に据え置くとともに、声明で「インフレ見通しが大幅に改善するまで、引き締め的な政策スタンスを維持する」と強調。さらに「必要に応じて追加利上げを行う」と表明しました。

市場は、エルドアン大統領がTCMBの金融政策に影響力を行使することを懸念しています。CPI上昇率が十分に鈍化していない段階での時期尚早な利下げは、TCMBがエルドアン大統領の圧力に屈したとの印象を与えかねず、中銀の独立性をめぐる懸念を再燃させる可能性もあります。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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