英ポンド/円が3カ月半ぶり高値。さらに上値を試すか!?

2019/02/28 08:27

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・“英国の合意なきEU離脱の可能性が低下した”との見方が英ポンドの支援材料
・市場では米経済の先行き懸念あり。米GDP速報値の結果は!?
・インド・パキスタン情勢にも注意


(欧米市場レビュー)

2月27日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は111.03円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1363米ドル、豪ドル/米ドルは0.7129米ドル、NZドル/米ドルは0.6836米ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年債利回り)が上昇し、米ドルの支援材料となりました。

英ポンドも上昇。一時、対米ドルで約7カ月半ぶり、対ユーロで約1年9カ月ぶり、対円で約3カ月半ぶりの高値を記録しました。“英国の合意なきEU離脱の可能性が低下した”との見方が英ポンドを押し上げました。

堅調な原油価格を背景に、カナダドルも強含み。カナダドル/円は一時、84.45円へと上昇しました。米WTI先物の終値は、前日比1.44ドル(2.6%)高の1バレル=56.94ドル。EIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計で、原油在庫が前週から864.7万バレル減と、市場予想(284.2万バレル増)に反して減少し、原油価格の上昇要因となりました。

(本日の相場見通し)

英下院は2月27日夜(日本時間28日早朝)、3月12日までに政府の離脱協定案が議会で承認されなければ、“合意なき離脱”や“離脱日の短期間延期”の賛否を問う採決を行うことを賛成多数で可決しました。

ブレグジット(英国のEU離脱)のスケジュールは、本日28日のスポットコメントをご覧ください。

メイ英首相はこの方針を26日に示していましたが、正式に決定されました。これによって離脱日の延期が現実味を帯びることになり、市場が懸念する“合意なき離脱”の可能性は低下したとみられます。

英ポンドは引き続き上値を試す展開となり、英ポンド/円149.46円(18/11/8高値)に向けて上昇する可能性があります。

英ポンド/円のテクニカル分析は、本日の注目のチャートをご覧ください。

本日(28日)、米国の2018年10-12月期GDP速報値が発表されます(日本時間午後10時30分)。

市場予想は前期比年率+2.2%と、7-9月期の+3.4%から鈍化するとみられています。米景気の先行き懸念があるなか、GDP成長率が市場予想を下回れば、景気をめぐる懸念は一段と強まり、米ドルに対して下押し圧力が加わる可能性があります。

GDPが市場予想を大きく下振れた場合、FRB(米連邦準備理事会)の次の一手は利下げとの観測が高まることも考えられます。CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物市場はFRBが年内に利下げを行う確率を16.6%織り込んでいます(2/26時点)。

米朝首脳会談がベトナム・ハノイで、本日も行われます。また、インドとパキスタンの軍事的緊張が高まっています。それらが投資家のリスク意識(リスクオン/オフ)に影響を及ぼす可能性もあります。

米ドル/円は引き続き、200日移動平均線(27日時点で111.29円水準に位置)を超えられるかがポイントになりそうです。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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