27日にCPI発表。カナダ中銀の利上げ観測は高まるか!?

2019/02/26 13:30

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・BOC(カナダ中銀)は追加利上げを示唆する一方、利上げを急がない姿勢も示す
・市場では、BOCの政策金利は当面据え置きとの見方
・CPIが強い結果になれば、BOCの利上げ観測は高まる可能性もあり

[レビュー]

26日東京時間の外国為替市場では、が反発。一時、米ドル/円は110.76円、ユーロ/円は125.84円、豪ドル/円は79.25円、NZドル/円は76.18円へと下落しました。日経平均やNYダウ先物が軟調に推移し、円の支援材料となりました。

[これからの展開]

明日(27日)、カナダの1月CPI(消費者物価指数)が発表されます(日本時間午後10時30分)。

2018年12月の総合CPIは前年比+2.0%と、11月の+1.7%から上昇率が加速。BOC(カナダ銀行、中銀)のインフレ目標(+1~3%)の中央値である+2%を2カ月ぶりに回復しました。

また、BOCはインフレ指標において、3つのコアインフレ指標(CPI共通値、CPI中央値、CPIトリム値)も重視しています。そのため、コアインフレ指標もチェックする必要があります。12月は、共通値とトリム値が前年比+1.9%、中央値が同+1.8%となり、いずれも+2%を下回りました。

BOCは追加利上げを示唆しつつ、利上げを急がない姿勢も示しています。ポロズBOC総裁は2月21日、「政策金利をいつかは中立水準に引き上げる必要がある」との見方を示す一方、「中立水準に引き上げるまでの道筋の不確実性は極めて高くなっている」と語りました。

 BOCの政策金利については、“当面据え置き”と市場はみています。BOCはカナダの景気動向を懸念しているため、金融政策に与える影響は3月1日発表の2018年10-12月期GDPの方が大きいかもしれません。ただ、総合CPIが市場予想の前年比+1.5%を上回り、かつコアインフレ指標もすべて+2%を超えた場合、市場では利上げ観測が高まる可能性はあります。利上げ観測の高まりは、カナダドルにとってプラス材料です。


(出所:トムソン・ロイターより作成)

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【マーケットView】

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※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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