ユーロ圏の景況感が悪化すれば、ECBは追加緩和措置も

2019/02/21 08:26

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・ドイツやユーロ圏の製造業PMIに注目
・トランプ米大統領はEUとの通商交渉で合意できなければ、自動車関税を課す意向
・南アフリカはエスコム支援策を発表。格付け会社はどう評価するか

(欧米市場レビュー)

 20日欧米時間の外国為替市場では、カナダドルが堅調。WTI原油価格が6営業日連続で上昇し、昨年11月以来となる57ドル近辺に達したことが材料。米ドルはやや軟調だったものの、FOMC議事録の公表を受けて買い戻され、「下に往ってこい」の展開。南アランドは予算発表を受けて大きく売り込まれましたが、すぐに買い戻されて、前日比プラス圏で推移(後述)。

 英ポンドは、ブレグジット交渉の進展期待から上昇する局面もありましたが、大手格付け会社フィッチがブレグジットの不確実性を理由に英国の格下げの可能性を示したことで軟化しました。欧米株が比較的堅調に推移するなど、リスクオンのムードの中では全般に軟調でした。

(本日の相場見通し)

 本日は、ドイツやユーロ圏の製造業PMIに注目です。ユーロ圏では、イタリアがリセッション(景気後退)入り、ドイツの景気も停滞しており、ECBが追加的な金融緩和措置であるTLTRO(目的限定の長期資金供給)を実施するとの観測が浮上しています。

 トランプ大統領は20日、米国がEUとの通商交渉で合意できなければ、EUからの自動車輸入に関税を課すと表明しました。それが実行されれば、ユーロ圏景気にとってはさらなるマイナス材料であり、ユーロの下落圧力になる可能性があります。トランプ政権は商務省から自動車輸入に関する報告書を受理しており、90日以内に関税の判断を下すとみられています。

 南アフリカのムボウェニ財務相は20日、議会で予算案を発表しました。南アフリカ政府は、経営危機に陥っているエスコム(国営電力会社)に対して、条件付きで3年間に690億ランドの支援を行う予定です。
南アフリカの財政赤字拡大見通しを嫌気してランドは大幅に下落しましたが、政府がエスコムの債務を引き受けないことが明らかになると買い戻されました。

 大手格付け会社ムーディーズは3月29日に南アフリカの格付けを見直す予定です。ムーディーズが、「投資適格」の最低としている南アフリカの格付けを引き下げれば、大手3社全てが南アフリカを「投機的」とするため、ランドに下落圧力が加わりそうです。ムーディーズが、エスコムの救済を含めて今回の予算案をどう評価するか注目されます。


【セミナーのお知らせ】

↓↓バナークリックでセミナー詳細をチェック!↓↓



経済指標の「本当の」読み方と、相場の状態を判断するコツを解説します。
みなさまのお申込みをお待ちしております!






【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ1クリック】
トラリピを1クリックでカンタン発注!


= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =

お友達紹介プログラム

= = = = = = = = = = = = = = = = =

LINE@友だち登録キャンペーン