RBA声明を受けて豪ドルが上昇

2019/02/05 15:27

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・RBA(豪中銀)は政策金利を1.50%に据え置き
・RBAは金融政策の緩和方向へのシフトは明確に示さず
・6日の総裁講演や8日の金融政策報告で、市場のRBAの利下げ観測は変化するか


[レビュー]

5日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが下落した後に上昇。豪州の2018年12月小売売上高が前月比0.4%減と、市場予想(0.1%減)以上のマイナスを記録したことで、豪ドルが下落。一時、豪ドル/米ドルは0.7196米ドル、豪ドル/円は79.10円へと値を下げました。その後、RBA(豪準備銀行、中銀)の声明が発表されると、豪ドルは反発。一時、豪ドル/米ドルは0.7260米ドル、豪ドル/円は79.77円へと上昇しました。

[これからの展開]

RBAは本日(5日)、政策金利を過去最低の1.50%に据え置きました。市場予想通りです。

声明では、豪経済について、主に家計の消費や所得の緩慢な伸びによって、昨年2018年7-9月期のGDP成長率は予想よりも弱かったと指摘。豪州の2019年の経済成長率の中央シナリオを平均3%前後と予想し、昨年11月時点の約3.5%から下方修正するとともに、世界の状況と同様に下振れリスクが高まったとの見方を示しました。

労働市場は力強さを増しており、賃金の伸びは幾分上向いていると指摘。失業率は今後数年間で4.75%へと一段と低下するとの見通しを示しました。

住宅市場については、「シドニーとメルボルンの住宅市場は調整局面にある」と、「両方の住宅市場で状況が一段と緩和しており、家賃上昇率は依然として低い。一部の借り手向けの信用状況は以前に比べてタイトになっている」と指摘しました。

金融政策に関する文言は、昨年12月の前回会合と全く同じ。「低水準の金利が、豪経済を引き続き支援している」との見方を示し、「失業率の一段の低下やインフレ率の目標水準への回帰が予想されている。ただ、そのペースは緩やかになる可能性が高い」と分析。そのうえで、「入手可能な情報を考慮すると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」としました。

***

市場では、これまでの「金融政策の次の一手は、利下げよりも利上げの可能性が高い」との見方を変え、今回の声明で金融政策の緩和方向へのシフトを示唆するとの観測もありました。実際は緩和方向へのシフトが明確に示されなかったことで、RBAの政策金利発表後に豪ドルが上昇しました。

RBAの利下げ観測は今後も残るとみられます。世界経済の減速懸念が高まっているほか、豪州の住宅市場は低迷。本日発表された豪州の2018年12月小売売上高は前月比0.4%減と、市場予想(0.1%減)以上のマイナスを記録しました。

ロウRBA総裁が6日に講演を行い、RBAの金融政策報告が8日に公表されます。それらが市場の利下げ観測を後退させる内容になれば、豪ドルは堅調に推移するとみられます。一方、市場の利下げ観測が一段と高まる場合、豪ドルには下落圧力が加わる可能性があります。声明を見る限り、前者の可能性の方が高そうです。

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【マーケットView】

マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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