米ドルには下落圧力がかかりやすい地合いか

2019/01/31 08:44

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米FRBは利上げをいったん休止することを示唆
・FRBはまた、バランスシートの縮小をより早期に停止する可能性にも言及
・米中通商協議に関する報道に要注意。米大統領と中国副首相が本日31日に会談


(欧米市場レビュー)

1月30日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが全面安の展開。一時、米ドル/円は108.80円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1497米ドル、豪ドル/米ドルは0.7268米ドル、NZドル/米ドルは0.6905米ドルへと上昇しました。FRB(米連邦準備理事会)が利上げをいったん休止することを示唆するとともに、バランスシートの縮小について調整する用意があると表明したことで、米ドルに対して下落圧力が加わりました。

トルコリラは堅調。一時、対米ドルで6週間ぶりの高値を記録し、対円では20.81円へと上昇しました。米ドルが全般的に下落したことに加え、TCMB(トルコ中央銀行)の四半期インフレ報告やチェティンカヤ総裁の発言が、トルコリラの支援材料となりました。

TCMBはインフレ報告で、2019年のインフレ率見通しを昨年10月時点の+15.2%から+14.6%へ下方修正。チェティンカヤ総裁は「インフレの低下が確信できるまで引き締め的な金融政策スタンスを維持する」としたうえで、「必要なら、追加の引き締めを行う」と語りました。

(本日の相場見通し)

FRBは昨日(30日)、FOMC(連邦公開市場委員会)を開催。政策金利を2.25-2.50%に据え置くことを決定しました。据え置きは市場予想通りです。

FOMCの声明では、金融政策の先行きについて、前回昨年12月の「いくらかのさらなる緩やかな利上げが必要になる」との文言を削除し、「委員会は忍耐強くなるだろう」へと変更しました。パウエルFRB議長はFOMC後の会見で、バランスシートの縮小について「より早い時期に停止する可能性がある」と語りました。

FOMCについては、本日31日のスポットコメント『米FOMCは「ハト派」色強まる』をご覧ください。

本日の米ドルは上値が重い展開になりそうです。FRBが利上げをいったん休止することを示唆し、またFRBのバランスシートの規模が従来の想定よりも大きくなる可能性を示したためです。米ドル/円は下値を試し、ユーロ/米ドルやNZドル/米ドルは上値を試す可能性があります。ユーロ/米ドルは、200日移動平均線が位置する1.1564米ドルが目先の上値メドになりそうです。

米ドル/円のテクニカル分析は、本日の注目のチャートをご覧ください。

米国と中国が昨日(30日)、米ワシントンで通商協議を開始しました(協議は31日まで)。本日31日にはトランプ米大統領と劉鶴副首相が会談を行う予定です。米中通商協議に関する報道に注意が必要です。通商協議で米中両国の貿易摩擦解消に向けて進展がみられれば、リスク回避の動きが緩和する可能性があります。その場合、投資家のリスク意識を反映しやすい豪ドルやNZドルにとってプラス材料と考えられます。

= = = = = = = = = = = = = = = = =


= = = = = = = = = = = = = = = = =

【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【トラリピ1クリック】
トラリピを1クリックでカンタン発注!

= = = = = = = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =

お友達紹介プログラム

= = = = = = = = = = = = = = = = =

LINE@友だち登録キャンペーン