住宅ローン金利の引き上げ発表を受けて、豪ドルが下落

2019/01/24 13:44

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・豪雇用統計は市場予想よりも良好な結果
・ただし、フルタイム雇用者は2カ月連続で減少
・NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)が住宅ローン金利の引き上げを発表


[レビュー]

24日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが上昇後に下落。豪州の2018年12月雇用統計が市場予想より良好な結果となったことで、一時、豪ドル/米ドルは0.7162米ドル、豪ドル/円は78.47円へと上昇しました。その後、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)が住宅ローン金利の引き上げを発表すると、豪ドル売りが加速。豪ドルは、雇用統計発表後の上げ幅以上に下落しました。

[これからの展開]

豪州の12月雇用統計は、雇用者数が前月比2.16万人増、失業率が5.0%でした。雇用者数は市場予想の1.80万人増を上回り、5カ月連続で増加。失業率は市場予想(5.1%)に反して、11月の5.1%から低下しました。

ただ、雇用者数の内訳をみると、パートタイム就業者が2.46万人増加した一方、フルタイム就業者数は0.30万人減りました。フルタイム就業者が減少したのは2カ月連続です。このことは、過去2カ月間の雇用増がパートタイム就業者の増加にけん引されたことを示すとともに、賃金の伸びが抑制されることも示唆します。RBA(豪準備銀行、中銀)は、インフレ目標を達成するためには、賃金上昇率の加速が必要との見解を示しています。

フルタイム就業者の結果をみると、雇用統計はヘッドラインが示唆するほど良好とは言えないかもしれません。

NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)が本日(24日)、資金調達コストの上昇を理由に、住宅ローン金利を31日から0.12~0.16%引き上げると発表しました。

2018年8月から9月にかけて、豪4大銀行のうち、3行(コモンウェルス銀、ウエストパック銀、ANZ)が相次いで住宅ローン金利を引き上げました。NABはその時に住宅ローン金利の引き上げに動きませんでしたが、結局は他の3行に追随した格好です。

住宅ローン金利の引き上げによってローンの借り手の金利負担が増大し、豪住宅市場を一段と冷え込ませる恐れがあります。また、金利負担の増大は、個人消費を抑える要因です。市場では、豪住宅市場や経済全体の先行きへの懸念が強まる可能性があります。豪ドルは目先、上値が重い展開になるかもしれません。

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【マーケットView】
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