米中通商協議、ブレグジット関連の報道に要注意

2019/01/23 08:18

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米中通商協議進展への期待が後退
・米中通商協議、ブレグジット関連で新たな材料が提供されれば、市場が反応する可能性あり
・日銀は金融政策の現状維持を決定しそう


(欧米市場レビュー)

22日欧米時間の外国為替市場では、が堅調に推移。一時、米ドル/円は109.14円、ユーロ/円は124.00円、豪ドル/円は77.72円へと下落しました。IMF(国際通貨基金)が2019年と2020年の世界経済の成長率見通しを下方修正したことや、「米国が中国の提案した通商予備協議を中止した」との報道を受けて、リスク回避の動きが強まり、円高圧力が加わりました。クドローNEC(米国家経済会議)委員長は、通商予備協議中止の報道を否定しました。

英ポンド
も強含み。英ポンド/円は一時、141.89円へと上昇しました。ブレグジット(英国のEU離脱)の先行き不透明感は依然として強いものの、英国の2018年11月失業率(ILO方式)が4.0%と、市場予想の4.1%を若干下回り、英ポンドの支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

市場では先週(1/14の週)、米国と中国の通商協議が進展するとの期待が高まりました。「ムニューシン米財務長官が中国の輸入品に課されている関税の一部または全てを撤廃することを協議している」(17日)、「中国が貿易不均衡の是正に向けて米国からの輸入を6年間にわたって拡大する提案を行った」(18日)と、報じられたためです。

ただ、今週に入り、米中の当局者が1月上旬に行った通商協議では、知的財産権の問題でほとんど進展がみられなかったことが判明。また、昨日(22日)には、「米国が中国の提案した通商予備協議を中止した」との報道がありました。それらを受けて、米中通商協議に対する市場の期待は若干後退したようです。

劉鶴・中国副首相が30-31日に訪米し、ライトハイザーUSTR(米通商代表部)代表らと通商協議を行う予定です。劉鶴副首相の訪米に向けて、米中の通商協議に関して新たな材料が出てくることが考えられ、それに市場が反応する可能性があります。通商協議が進展するとの期待が高まれば、リスク回避の動きが和らいで、円安圧力が加わりそうです。一方、通商協議への期待が後退した場合には、円高が進行する可能性があります。

米中通商協議やブレグジット(英国のEU離脱)に関して新たな材料が出てこなければ、市場の関心は、米国など主要国の株価動向へと向かう可能性があります。主要国株価が軟調に推移した場合、円が底堅い(米ドル/円やクロス円は、上値が重い)展開になりそうです。

本日、日銀が金融政策を発表しますが、現状維持が決定されそうです。黒田日銀総裁の会見の内容にサプライズがなければ、外為市場ではそれほど材料視されないものとみられます。

米ドル/円は、18日に一時109.84円へと上昇したものの、心理的節目である110円を超えることができずに反落しました。目先の上値メドとして、市場は110円を意識するかもしれません。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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