英ポンドは英政治情勢に要注意。今後、下落圧力が加わる可能性も!?

2019/01/16 08:50

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・英議会は離脱協定案を202対432の大差で否決
・ブレグジットをめぐる不透明感が一段と高まる
・本日、米ベージュブック公表。FRBの利上げ休止観測を補強するか
・トルコ中銀は政策金利を据え置きか


(欧米市場レビュー)

15日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが反発。英ポンド/円は一時140.03円へと上昇しました。英議会がEU(欧州連合)離脱協定案を賛成202・反対432の大差で否決。ただ、大差の否決は事前に予想された通りの結果だったことで、英ポンドが買い戻されました。

ユーロは軟調。一時、ユーロ/米ドルは1.1382米ドル、ユーロ/円は123.38円へと下落しました。ドイツの2018年GDP速報値が前年比+1.5%と、5年ぶりの低い伸びを記録し、ドイツ経済の減速が浮き彫りとなりました。また、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁が「ユーロ圏経済の減速が想定以上に長引く可能性がある」と語ったことも、ユーロの重石となりました。

(本日の相場見通し)

英議会はEU離脱協定案を否決しました。メイ首相は今後、代替案を提示するとみられます。ただ、15日の採決では230票もの大差がつきました。代替案には、15日に反対した議員の多くに賛成にまわってもらう必要がありますが、英議会内には離脱強硬派と親EU派の双方の議員がいます。そのため、代替案が提示されたとしても、過半数の賛成を得るのは困難とみられます。

離脱協定案の否決直後に最大野党の労働党がメイ内閣の不信任案を提出しましたが、不信任案は否決される可能性が高いようです。

英離脱協定案の採決や不信任案については、本日16日の『スポットコメント』をご覧ください。

英ポンドは、離脱協定案の否決後に反発しました。ただ、英国のEU離脱(ブレグジット)をめぐる不透明感が高い状況に変わりはありません。今後、英ポンドに対して下落圧力が加わる可能性があります。英ポンドは、英政局関連のニュースに要注意です。

ベージュブック(米地区連銀経済報告)が本日公表されます(日本時間では17日午前4時頃)。ベージュブックでは、米経済情勢やインフレ動向についてどのような見解が示されるのかに注目です。FRB(米連邦準備理事会)の利上げ休止観測が市場で高まるなか、ベージュブックがその観測を一段と強める内容になれば、米ドルは上値が重い展開になりそうです。米ドル/円は1月4日以降、おおむね107円台半ば~109円のレンジで上下動を繰り返してきました。そのため、109円に近づくにつれて、利益確定売り圧力が強まる可能性もあります。

本日は、TCMB(トルコ中央銀行)が政策金利を発表します(日本時間午後8時)。政策金利は現行の24.00%に据え置かれるとみられ、声明の内容に注目です。*TCMBの政策金利発表については、15日の『オセアニアレポート』をご覧ください。

トルコリラ/円のテクニカル分析は、本日16日の『注目のチャート』をご覧ください。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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