トルコ中銀が16日に政策金利発表。声明に注目!?
2019/01/15 13:20
デイリーフラッシュ
【ポイント】・政策金利は24.00%に据え置きと市場は予想
・市場ではTCMB(トルコ中銀)が早期に利下げを行うとの観測もあり
・TCMBの金融政策スタンスは変化するか!? 声明等をチェック
[レビュー]
15日東京時間の外国為替市場では、円が弱含み。一時、米ドル/円は108.53円、ユーロ/円は124.63円、豪ドル/円は78.27円、NZドル/円は74.19円へと上昇しました。日経平均や上海総合指数が堅調に推移し、円安材料となりました。
中国人民銀行が本日(15日)、預金準備率を0.5%引き下げました。中国人民銀行は4日、預金準備率を15日と25日にそれぞれ0.5%、計1%引き下げると発表しており、本日の措置はその第一弾です。
[これからの展開]
TCMB(トルコ中銀)が明日(16日)、政策金利を発表します(日本時間午後8時)。政策金利は現行の24.00%に据え置かれそうです。トルコの2018年12月CPI(消費者物価指数)は前年比+20.30%と、2カ月連続で上昇率が鈍化したものの、依然として高水準であるためです。
市場では政策金利が据え置かれるとの見方が有力。そのため、利下げが決定された場合はサプライズとなり、トルコリラ売りが加速する可能性があります。
据え置きの場合、市場の関心は声明の内容へと移りそうです。前回2018年12月13日の会合時の声明では、「インフレ見通しが大幅に改善するまで、金融政策の引き締めスタンスを維持する」、「必要に応じて、さらなる金融引き締めを行う」との方針が示されました。
市場では、TCMBが早期に利下げを行うとの観測もあります。声明が先行きの利下げを示唆する内容に変化した場合、トルコリラには下落圧力が加わるとみられます。一方で、インフレの抑制を重視する姿勢が示された場合にはトルコリラが上昇する可能性があります。

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