NZドル:対米ドルで約3週間ぶり、対円で10日ぶりの高値

2019/01/11 14:50

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米国株の上昇や米中通商協議への期待がNZドルの支援材料
・NZドル/米ドルは、米FRBの利上げ休止観測もプラス要因
・NZドル/米ドルは200日移動平均線より上の水準に定着できるか


[レビュー]

11日東京時間の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1528米ドル、豪ドル/米ドルは0.7214米ドル、NZドル/米ドルは0.6825米ドル、ユーロ/円は124.87円、豪ドル/円は78.14円、NZドル/円は73.92円へと上昇しました。米ドルは対人民元での下落が他通貨への米ドル売りへと波及し、円は堅調な日経平均が重石となりました。人民元は対米ドルで2018年7月以来の高値を記録しました。

豪州の11月小売売上高は前月比+0.4%と、市場予想の+0.3%を若干上回りましたが、市場ではほとんど材料視されませんでした。

[これからの展開]

NZドルは本日(11日)、対米ドルで2018年12月19日以来、対円で同12月31日以来の高値を記録しました。

足もとのNZドル上昇の背景として、米国株の上昇や米中通商協議の進展期待から、リスク回避の動きが和らいだことが挙げられます。NZドル/米ドルはまた、FRB(米連邦準備理事会)の利上げ休止観測を背景に米ドルが全般的に弱含んだこともプラス要因です。

NZドルは、NZの経済指標など独自材料以上に、投資家のリスク意識の変化に反応しやすい地合いであり、こうした状況は当面続くとみられます。米国など主要国の株価動向や米中貿易摩擦に関するニュースに注意が必要です。ムニューシン米財務長官は10日、劉鶴・中国副首相が通商協議のため今月中に訪米する可能性が高いとの見方を示しました。

日足チャートをみると、NZドル/米ドル200日移動平均線を本日東京時間に上抜けました。このまま200日移動平均線より上の水準に定着すれば、テクニカル面からサポートされやすいかもしれません。0.6969米ドル(18/12/4高値)に向けて上昇する可能性があります。200日移動平均線は10日時点で0.6797米ドルに位置します。

NZドル/米ドル(日足、2018/8/24~)
 
(出所:M2JFXチャート)

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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