カナダドル:9日のBOC会合によって今後の行方が決まる!?

2019/01/08 14:12

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・政策金利は1.75%に据え置かれそう
・政策金利を中立レンジまで引き上げる必要があるとの文言は残るか
・カナダ経済の先行きに関するBOCの見解は!?


[レビュー]

8日東京時間の外国為替市場では、米ドルが強含み。一時、米ドル/円は108.95円へと上昇し、豪ドル/米ドルは0.7119米ドル、NZドル/米ドルは0.6732米ドルへと下落しました。米ドル/円が1月4日や7日の高値水準(それぞれ108.73円、108.71円)を上抜けたことで、ストップロスを巻き込みながら上値を拡大。対円での米ドル買いが対豪ドルや対NZドルに波及したと考えられます。

[これからの展開]

BOC(カナダ銀行、中銀)が9日、政策金利を発表します(日本時間では10日午前0時)。その結果がカナダドルの今後の動向に影響を与える可能性があります。

米国経済の先行き不透明感や原油安を受けて、政策金利は現行の1.75%に据え置かれそうです。米国はカナダ最大の輸出先であり、原油はカナダの主力輸出品です。

市場は据え置きを予想しており、市場の関心は声明やポロズ総裁の会見に向いています。声明やポロズ総裁の会見では、“「政策金利を中立レンジまで引き上げる必要がある」との見解に変化はないのか”、そして“カナダ経済の先行きに関するBOCの見解”が焦点になりそうです。

市場では、BOCはカナダの経済成長率見通しを下方修正しつつも、政策金利を中立レンジまで引き上げる必要があるとの文言は維持するとの見方があります。

FRB(米連邦準備理事会)の利上げ休止観測が市場で浮上するなか、BOCが利上げを継続する方針を改めて示したり、ポロズ総裁が会見でカナダ経済の先行きについて楽観的な見方を示したりすれば、カナダドルが上昇する可能性があります。

一方、声明で政策金利を中立水準まで引き上げる必要があるとの文言が削除された場合、カナダドルには下落圧力が加わるとみられます。

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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