NYダウが上昇し、円が反落。7日と8日、米中通商協議

2019/01/07 08:29

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・米国株は荒い値動きが続く。外為市場は米国の株価動向に反応しやすい地合いか
・米中通商協議に関する報道に注意が必要


(欧米市場レビュー)

1月4日欧米時間の外国為替市場では、が反落。一時、米ドル/円は108.54円、ユーロ/円は123.80円、豪ドル/円は77.24円、NZドル/円は73.23円へと上昇しました。NYダウが大幅高となったことで、リスク回避の動きが和らぎ、円安材料となりました。NYダウの終値は前日比746.94ドル(3.29%)高の23433.16ドル。米12月雇用統計の堅調な結果や、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長が利上げ休止の可能性を示したことが、NYダウを押し上げました。

雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比31.2万人増と、市場予想の17.7万人を上回りました。パウエル議長は「FRBは経済動向を注視しつつ、忍耐強くあたる」と述べるとともに、「必要に応じて政策スタンスを大幅に変更する用意がある」と語りました。

(本日の相場見通し)

米国株は荒い値動きが続いています。NYダウは1月3日に前日比660ドル下落したものの、翌4日には同746ドル上昇しました。米国株が不安定な状況が続く間、外為市場は米株価動向に反応しやすい地合いになりそうです。米雇用統計の堅調な結果や、パウエルFRB議長の発言が、米株価を引き続き下支えする可能性があります。

米国と中国の次官級による通商協議が本日(7日)と明日、北京で開催されます。米中通商協議に関する報道には注意が必要です。通商協議進展への期待を高める報道が出てくれば、リスク回避の動きが和らぐとみられるとともに、米国など主要国の株価にとってもプラス材料と考えられます。米ドル/円やクロス円は上昇する可能性があります。一方、通商協議への期待を後退させるような報道が出てきた場合、米ドル/円やクロス円には下落圧力がかかりそうです。米国は3月1日までに中国と合意しなければ、中国に対する制裁関税を翌2日に引き上げる方針です。

米ドル/円については目先、108.73円(1/3高値)が上値メド、107.53円(1/4安値)が下値メドと考えられます。108.73円より上の水準で定着した場合、次は109.70円(1/2高値)が上値メドになりそうです。

米ドル/円のテクニカル分析は、本日7日の『注目のチャート』をご覧ください。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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