カナダドルには下落圧力が加わりやすい地合い

2018/12/19 15:04

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・カナダドル下落の背景には、原油安やBOC(カナダ中銀)の利上げ観測の後退
・BOCの2019年1月の利上げ観測はほぼ消滅


[レビュー]

19日東京時間の外国為替市場では、米ドルが弱含み。一時、米ドル/円は112.19円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1386米ドル、豪ドル/米ドルは0.7198米ドル、NZドル/米ドルは0.6868米ドルへと上昇しました。米国の長期金利(10年債利回り)が低下し、米ドルお重石となりました。

[これからの展開]

カナダドルは昨日(18日)、対米ドルで2017年6月以来、対円は2018年6月以来の安値を記録しました。

足もとのカナダドル下落の背景には、原油安BOC(カナダ銀行、中銀)の利上げ観測の後退があります。

供給過剰への懸念から、原油価格は下落しており、代表的な指標である米WTI先物は昨日、1バレル=46.24ドルで取引を終了。中心限月ベースでは、約1年4カ月ぶりの安値を付けました。原油価格については、米国とロシアの12月の産油量が増加するとの観測があり、また世界経済の鈍化によって需要が減少するとの見方があります。供給過剰への懸念は残存するとみられ、原油価格は今後も軟調に推移する可能性があります。

BOCの利上げ観測は、12月5日のBOC政策会合をきっかけに大きく後退。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、会合前には2019年1月の利上げの確率が60%程度(据え置きは約40%)織り込まれていました。それが足もとでは、据え置きの確率がほぼ100%へと変化しています。

原油価格が下げ止まらないうえ、BOCの利上げ観測が後退した状況では、カナダドルには下落圧力が加わりやすいとみられます。カナダドルは下値を試す展開となり、カナダドル/円は、82.20円(6/25安値)に向けて一段と下がる可能性があります。

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【マーケットView】
マーケットViewは、毎日16時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。

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