南アフリカのCPIが2017年5月以来の強い伸び

2018/12/13 14:54

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・南アフリカの11月CPI上昇率は+5.2%、SARB(南アフリカ中銀)の目標中央値の+4.5%からさらに離れる
・SARBの政策金利は当面据え置きとの市場の見方に変化はなさそう


[レビュー]

13日東京時間の外国為替市場では、が弱含み。一時、米ドル/円は113.45円、ユーロ/円は128.97円、豪ドル/円は81.98円、NZドル/円は77.84円へと上昇しました。堅調な日経平均や米中の通商協議進展への期待を背景にリスク回避の動きが緩和し、円安圧力が加わりました。

[これからの展開]

南アフリカの11月CPI(消費者物価指数)が昨日(12日)発表されました。結果は前年比+5.2%と、市場予想の+5.1%を上回り、10月の+5.1%から上昇率がやや加速。2017年5月以来の強い伸びを記録しました。

CPIはSARB(南アフリカ準備銀行、中銀)のインフレ目標(+3~6%)の範囲内に収まったものの、目標中央値である+4.5%から一段と離れました。

SARBは11月の会合で、“長期的なインフレ見通しへのリスクが高まっている”として、0.25%の利上げを決定。政策金利を6.50%から6.75%に引き上げました。利上げは2016年3月以来、2年8カ月ぶりです。

インフレ圧力の高まりは通常、利上げ観測を高める要因と考えられます。ただし、利上げは景気の下押し要因であり、追加利上げを行えば、低迷する南アフリカ景気をさらに落ち込ませる可能性もあります。南アフリカ経済は2018年7-9月期にプラス成長(前期比年率+2.2%)だったものの、その前の2四半期(1-3月期、4-6月期)はいずれもマイナス成長を記録しました。

そのため、市場ではSARBの追加利上げのハードルは高く、SARBは政策金利の据え置きを当面続けるとの見方が有力です。11月のCPI上昇率の結果によって、その見方が変化する可能性は低いとみられます。

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

 
(出所:トムソン・ロイターより作成)

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